先日の大阪の医院で「患者さんと会話が続かない時にどうしたら良いか?」と質問がありました。
チェアサイドで先生が来られるまで少し時間がある時など、手が空いているスタッフが患者さんとのコミュニケーションをとる場合の話です。
先月、患者さんのモチベーターになる為に、認めてほめる、成功体験をさせる、小さな変化に気づく・・・・などを学んで頂きました。
セミナー後に早速、行動に移される素晴らしいです
小さな変化とは、お口の中のこと以外に、患者さんのヘアスタイルや、メイク、服装など、いつもと違うに気づくという事です。
大抵の人は、美容室に行ったことや、いつもと違うファッションをした時に気づいて貰うと嬉しいものです。
私の中で、相手の変化に気づくのはエチケットと位置付けています。
エチケット=礼儀
相手への思いやりで、個人に任される範囲であり、自身で気をつけるべきこと。
私は定期的に行く医院のスタッフの方のメイクやヘアスタイルの変化に敏感に気づきます。
「○○さん前髪切った?」とか「髪の色変えた?」など、少しの変化も結構気づきます。
「えっわかりました?誰も気づかないんです」と驚かれます。
「ナンデわかるんですか?」とも言われます。
私は「○○さんに興味、感心があるから、変化はすぐわかるの」と言うと、相手が笑顔になります。
興味関心を持たれて嫌な人は居ないです。
無関心で居られる方が、嫌に決まっています。
まぁ~一部の人を除いてはの話ですが。
で、本題に戻りますが、患者さんの髪型が変わった事に気づき「パーマ当てました(かけました)」と言ったものの、患者さんの「はい」で終わってしまい困ったそうです。
自分から会話を振って相手が必ずしも、揚々と話してくれるとは限りません。
そのような場合「パーマを当てた人には、華やかになりましたね・短くカットした人には、スッキリして素敵ですね」
会話が続かない場合、せめてもう一言くらいは、言葉を掛けたいものです。
二の句も準備しておきましょう。
大事なのは、上手にしゃべろうと思う事ではありません。
患者さんを想う気持ちがあれば、自然に言葉も発せられるようになるものだと思います。
また場数を踏むと、会話のセンスも磨かれます。
まずは実行に移すのが大事です。