湖浮城 | 根多帖別冊 by おしろまん

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おしろまん です。
絵を描いていますので、そちらをメインにしたいのですが、お城の論考を書いたりしており、城関係がやたらと多いブログとなっています。
ブログ内容に即した、皆様の素敵なコメント募集中でございます~

土日はオンシーズンに摂り溜めた縄張図を清書しなければ…なんて思っているうちにGWに行った信州の記事を書く余裕が無くなってますのでここらで…

信州二日目はここから 諏訪高島城

築城時は諏訪湖に浮かぶが如き城であったという。

築城者は諏訪氏…ではなく日根野織部正高吉です。同じ織部正で、のち豊後府内に来る吉明のオヤジさんですね。

 

本丸部の石垣は一部の魔改造部を除きほぼ残っています。

天守は明治9年まで残っていたのですが惜しくも取り壊されたと。

 古写真で見る天守とは多少外観が違っている。

 

で、「浮城」の面影も全く無いといってよく、諏訪湖からは1㎞程離れてしまっています。

これも近代以降の都市化のせい…かと思いきや江戸期(元和!)には新田開発の為に、諏訪湖から流れ出る天竜川の出水口が広げられたようです。

ところが諏訪湖は水深がさほど無く、絶対水量が少ないので干拓した場所は度々洪水に見舞われたとか。

お城を浮城で無くしただけやん…

 

ここで松本にお住いの「えどっち」さんと合流し、ここからの2日間信州伊那・松本の城をご案内いただきました。

 

…あれ?高島城の天守って登ってないや…