【Self Quest Lab】身体のマッピングと身体感覚を探究する | 音楽家のためのアレクサンダー・テクニークレッスン〜フルート奏者嶋村順子

音楽家のためのアレクサンダー・テクニークレッスン〜フルート奏者嶋村順子

♪アレクサンダー・テクニークを演奏に生かすレッスン♪
~ココロを自由に、カラダも自由に、自分らしく生き、演奏する~
アレクサンダー・テクニーク教師&フルート奏者の嶋村順子です。
演奏者の心理的・身体的問題を解決する方法を探求しています。

【ラボ・クラス便り】

(アレクサンダーテクニークを深く学ぶラボ・クラスのレポートです)

 

マッピングと身体感覚を探究する 〜筋感覚で捉える腕の動きと全身の連動〜

 

今月のラボ・クラスのテーマのひとつは「腕」。

解剖学の視点から腕の動きを知り、自分自身の身体イメージと繋げていく「マッピング(地図作り)」をまず丁寧に学び、その上で、実際の動きを自分自身がどう感じるか。

マッピングの意識と筋肉の感覚を繊細に観察する。

構造を知ることと、動きに伴う身体からの情報を受け取ること、この二つの視点で、日常動作などの簡単な動きを取り上げてみました。

 

立って床にある物を拾う

椅子を持ち上げる

座ったまま物を持ち上げる

背中をかく

ポットを持ち上げる

 

などの動きをやってみると、構造(マッピング)と自分の感覚がこれまで以上に繊細につながる体験がありました。
 

また、これまで無意識にやっていた動きの意外な別ルートの存在に気づいたり、

それがやりやすい理由がちゃんと解剖学的にはあるんだ〜とわかったり、なるほどなるほどでした。

 

動きの理解と身体イメージの一致を図ること、

自分が実際に感じる筋感覚を丁寧に観察すること、

これらから得られるのは、「やりたいことに最適な筋肉活動量」に気付く力です。

 

過剰緊張でもない、過剰脱力でもない、

その瞬間瞬間に適応する身体の動きを意識的に捉えるトレーニングは、

いつかその人の動きを自由に豊かに、繊細に、パワフルに使うために役立つはずです。

 

 

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嶋村順子
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