ついに、ついに!
新居を手に入れました♪♪♪
新居と言っても中古物件でボロボロで汚いですけど。
(ブログ中では、アパルトマンのことを時々”家”と言っていますが、アパルトマン/アパートのことです。)
8月2日(金)11時30分~
担当のノテール(公証人)の事務所で、リモートで売主側のノテールとともに契約書の読み合わせと確認をして
※売主側は遺産相続を受けた8人なのですが、みな忙しいのかなんなのか一度も出席をせず(顔をみせず)。代理としてノテールと不動産屋が今回の売買の取引を担当していました。
最後にサイン(署名)をして、不動産屋のアビから鍵をもらい
めでたく今日から、あのアパルトマンは私たちのものとなりました!
フランス人にとって一年の大イベントでもある夏のバカンス中の取引。
契約に関わる関係者のみなさんには、この日のためにバカンスに出かけるのを待ってもらう形になってしまいましたが、
(ノテールはこの取引後にすぐにバカンスに出かけるとのこと。不動産屋のアビは16日からバカンスに行くとのこと。)
みなさん本当にMerciです。
7月に日本へ行く前はかなりバタバタとしてしまって、ブログで住宅ローンの契約について書けなかったのですが、日本に行く直前に銀行と正式に契約を交わしました。
住宅ローンについての流れは↓こちら
それで、きっとみなさんは、
さぞかし私たちが「新居を手に入れて嬉しがっている」と思うでしょ?
それがね…なんだろう…全く嬉しくはないんですなに、この気持ち。
鍵を手に入れて、その後すぐに新居へ向かい、不動産屋も立ち会わない、私たちだけの空間の中で初めて新居を訪れたのですが
主人Pに心配されるほど、めちゃくちゃ顔が暗くなっていた私で…。
だってさ…このアパルトマン、めちゃボロボロなんだもん。今すぐに住めないんだもん。
何度も来すぎてトキメキもどこへやらだったしwww
よくよく見たらそこまで広くないかも???苦笑
トイレとお風呂前のカーペットが一番汚くてひどい状態。
こんなボロボロで日本円で1億円はする家ですよ!?
それなのにこのボロボロさは…。
ヤバいでしょ、パリの物件…!?
不安でしかない
つい2日前に日本から戻って来たばかりだから余計に。このパリの住宅のボロさや不便さや臭さが目についてしまって。あ~いやだいやだ。
ダメですね~日本と比べちゃ。
気持ちや感覚をフランス仕様に戻さないと(笑)。
8月5日(月)からリフォームが始まります。
ただ予算の関係で今は必要最低限の部分しかリフォームできません。
この鍵、見て↓
これが新居の(外から建物に入るための)鍵、1つ目なのですが。
一般的なコード番号を打ち込んで入るのではなく、この機器を壁にピッとやって入る感じなんです。
「コード番号もブザーも無いということは、遊びに来た友達はどうするのか?」と思うでしょ?
私たち宛の専用のコード番号を打ち込んでもらうと、私たちのスマホに電話がかかってきて、スマホの1~3のボタン操作で建物入口→棟の入口のドアを開けるそうなんです。
ん~意味が分かりませんよね。
私も実際に操作していないのでよく分かっていません。
スマホで対応なので、部屋には呼び鈴やインターホンはありません。
こんな物件を選んでしまった私たち、大丈夫かしら…。複雑すぎる生活始まる…だよw
ちなみにこの特殊なタッチ式の鍵は、不動産屋のアビからは1つしかもらわなかったので(=つまり主人Pの分しかない。)
建物の管理人さんに言って、2つ購入し、使用できるようにパソコン上で設定してもらいました。
建物に入るためのタッチ式の鍵のお値段は
駐車場の扉を開けることもできる鍵は34ユーロくらいで。
建物に入るためだけのシンプルな鍵は10ユーロでした。
いろいろと複雑な仕組みの物件&建物。
このことについては、また改めて、少しずつ紹介していけたらと思いますが。
とりあえず、新居を購入できた!ということで。めでたしめでたし
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