オーブンで固まる(固める)粘土のFIMOは、
110℃で30分焼くように書かれていますが、それよりも高い温度で焼いたらどうなるでしょうか?
ちなみに先日購入したフィモキッズには"130度以下で焼くように"書かれてあったのですが、110℃でも120℃でも130℃でもOKということですよね。
温度設定ができるオーブンでも、温度が上がったり下がったり一定ではないようですし、本当にその温度になっているのかも実際のところ不明です。
前回110℃で5分、10分、20分、30分、40分「焼き時間を比較」した実験をしましたが、「30分が適切かな」という「…かな」という結果だったので、イマイチすっきりせず。
今度は「温度で比較」してみることにしました。
なぜこんな実験をしているのか…?
①ある書き込みでFIMOは「最適温度と時間で焼ければ割れない」というのを見て、本当なのかなと思ったから。
②フィモで食器を作り続けるか悩んでいるから。
フィモで樹脂粘土やプラ板で作った食器のように割れにくい食器を作れるのかな?と。
③大人なら、わざわざ強い力で折ったりしないと思いますが(折る人もいるかもしれませんね)
子供ねんど教室の時に子供が強い力で曲げても折ってしまう(割ってしまう)時があるので、子供に触らせても壊れない強度が存在するのか知りたかったから。
FIMOは薄さに弱いと前々から感じてはいましたが、やっぱり弱いですよね?
特にソフトやプロフェッショナルは、カチカチに固くなるわけではありませんし、若干のゴム質感があるので指で曲げることができ、調子に乗って曲げると折れます。
絶対に割れない、壊れないっていうのは…無理があるような。
FIMOで薄いアクセサリーを作っている人がいますが、その人たちの作品ってどうなっているんでしょうね?
曲げたら折れちゃうのかな?
それとも…絶対に折れない・割れない?
薄くても折れない(割れない)作品を作りたいなら、
樹脂粘土、軽量粘土、石粉粘土、UVレジン、プラ板がいいのでしょうか?
折り曲げる行為をしない扱い方ならFIMOでもいいですが、
何かの拍子に…床に落としてしまったり、指や足による強い力で押してしまったりという事が時として起ることがあるので、そういう時でも壊れない強度があるならぜひ知りたいのです…。
最後の実験として
120℃と130℃で各30分、上にアルミ箔を被せて焼いてみました。
・アルミ箔を被せたら120℃も130℃も白いままだった!
・板状の形よりも、円状の形の方が固く折り曲げずらくなった!
けれど、これが壊れるってことは、割るつもりで力を入れたってこと。
調子に乗って曲げたらソフト120℃が気持ちよくポキッと折れました(^_^;)
・固さは120℃でも130℃でも大差がないように感じる。
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