嬉しいお手紙 | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
患者さんの素朴な疑問に「傾聴する」姿勢が最も大切と考えています。
「相手を思いやる気持ち」を大切に、
前向きに研鑽を積んでいきますので、皆さん御教授の程、お願い致します。

実は先日娘の後輩の女性徒さんが職場体験に2人でやってきました。
 
学校からの依頼で当然受け入れました
 
 その日は衛生士さん3名と衛生士学校の学生さん1名と助手の人2名の
 
総勢の日でした。
 
2日間の体験に対して先日二人よりお手紙が来ました。
 
A子さん:
 
先日はお忙しい中貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。
普段歯医者に行っても気がつかった患者さんへの気遣いや歯医者さんの仕事の
様子が解りました。
 
患者さんが少しでも楽に良い気持ちで診察が受けられる様に清掃することや、
Hさん(妻)や医院長さん,Hさんの患者さんへ優しく接している姿が印象に残っています。
将来この体験を活かし、歯科衛生士になりたいです。
 
B子さん
 
私は小さい頃から歯医者に通っていますが知らない事が沢山あって驚きました。
義歯の汚れ取りは思った以上に大変でこんな仕事もあるんだ
と発見する事が出来ました。
又スリッパの消毒をしたことも凄く良い思い出です。
衛生面にもきちんと気を遣っているんだなと気付きました。
実際に歯科衛生士の制服を着て仕事をした事で雰囲気も出たし
とても良い体験が出来ました。
 
この経験を生かしてこれからの学校生活を毎日一所懸命過ごして行きたいと
思います。
そしていつか水谷歯科医院で働く事が出来たらいいなと思います。
 
 というお手紙にスタッフの一人のHさんは大変喜んでいました。
 
彼女らに「質問はありますか?」
と聞きましたら
「今までで一番嬉しかった事は?」
私:「患者んの苦痛を少しでも和らげて感謝された時」
「では一番つらかった時は?」
「精いっぱい自分なりにやってもうまく相手に伝わら無い時に、自分自身の
ふがいなさを感ずる時」
 
 私自身四半世紀の開業医生活において歯科医歯会の注意伝達事項等を
精度高く、一部を謙虚に受け止めなかったが為に家族をも巻きこんで大学病院の診断を仰ぎ難治性の疾患にまでしてしまった事に
人生最大の後悔の念があります。
 
 ある先生が
「すべては人生反省から始まる・・・と考え治した方が良いよ」
「一般系と言う考え方も大切ですよ」
「苦しい時こそ鏡を見て笑顔でいると悩んでいる自分が滑稽にみえてくるよ」
「俺も今回大病をした時に回りは生きるか死ぬかの瀬戸際の攻め合いをしている時に、俺なんて文句言える状況でもないと感じたよ」
 
「人生どんなに辛い事があっても命までは取られないよ・・・」
 
 私はある出来事からすでに1年半もの歳月が過ぎましたが
辛い時苦しい時に私を励まして下さった関係の委員の先生のお言葉や
支部のトップの先生の捨て身のご尽力に対しての感謝の念は一生涯忘れることは無くあの世までもっていこうと思います。
 
 蛇足:我が組織は何にもしてくれないとかメリットが無い・・・との意見を小耳にはさみますが、実は何が自分で出来るのかを問いたださ無ければ
伝達等間接的に恩恵を受けている事も忘れがちになりますが
ただ数字のみを目指すとしたならば(公益性を全く無視して)未入会でもかまいませんが、いずれその考え方の寂しさや思いあがりに気付いた時には
当に歯科医師としてのモラルや資質は最下端にまで行きつくとこまでいってしまうでしょう。
組織力強化とは何でも組織に頼ろうとするのではなく部分部分のデータや資料や
伝達を如何に考え如何に活かすかは各々の裁量であり
皆で少しづつでも歩んで行く事ではないでしょうか。
 
 
 
 
 
 昨今の本の一コマでした。
 
http://www.mizutani9620.com  水谷歯科医院