こうして時々いただく言葉が、 日々の仕事の姿勢をそっと見直すきっかけになります。 静かなやり取りを、記録として残しておきます。

 

Xさん
日付:
2026年09月06日 13:21
件名:
こんにちは
あなたのブログを読ませていただき、その専門性の高さに畏敬の念を抱きました。
特に、診断における細やかな視点や、患者さんに丁寧に説明されるその姿勢には、とても安心感と信頼感を覚えました。
もし私が患者さんだったら、安心してお任せしたいと思います。
お伺いしたいのですが、初めてメスを手にされた時、患者さんに対してどのようなお気持ちで臨まれていたのでしょうか?

xさん
メッセージをいただき、ありがとうございます。
拙いブログを丁寧に読んでくださったこと、
とてもありがたく思います。

診断や説明についてお言葉を頂きましたが、
私自身は特別なことをしているわけではなく、
目の前の方が安心して状況を理解できるよう、
できるだけ静かな姿勢で向き合うようにしています。

ご質問の「初めてメスを手にした時」についてですが、
私は歯科医として、口腔領域の処置を行う立場です。
初めて外科的な処置に臨んだ時は、
“技術”よりもまず、
その方の不安を少しでも減らせるようにという思いが
胸の中にありました。

医療はどうしても緊張を伴う場面がありますが、
その中で、
「自分が落ち着いていること」
「相手の表情を丁寧に見ること」
この二つを大切にしてきました。

温かいメッセージを本当にありがとうございました。

 

かかりつけの皮膚科の駐車場でのこと。 会計を済ませようとしていたら、 「ゴメンナサイ、ぶつけました」と 足早にご婦人が声をかけてこられた。

 

見に行くと── 長く大切にしてきたVWが、 思わず息をのむほどの損傷。

鉄板の折れ、骨格の歪み、 電子制御にも影響が出るほどの衝撃で、 実質ほぼ“全損扱い”。

査定も事故歴ありとなり、 35万ほど価値が落ちるとのこと。

 

丁寧に育ててきた車だっただけに、 胸の奥が静かに痛む。

 

その中で、 次の一歩として選んだのがAudi。

当はA3を探していたけれど、 人気車種ゆえに良い個体が見つからず、 今回はA4に。

乗ってみると、 静けさ、しなやかさ、疲れにくさ。 今の生活に寄り添う一台になりそうです。

 

VWちゃん、今までありがとう。 そしてA4さん、これからよろしく。

 

昨日、介護施設にいる義母の入れ歯の調整に伺いました。 長唄の師匠として生きてきた人で、 今も所作のひとつひとつに、静かな品があります。

 

部屋には若い頃の書が飾られていて、 筆の勢いに思わず見入ってしまいました。 あの頃の息づかいが、まだそこに残っているようでした。

 

調整を終えると、 義母は小さく「ありがとうね」と。 その声に、歩んできた長い人生の深さを感じました。

92歳の義母が、 100歳を迎える日を一緒に祝えたら── そんな願いが、静かに胸に灯りました。

 

帰り際、 部屋に飾られた絵画を見つめました。 妻の力作で、よく賞をいただくほどの腕前です。 娘は三味線で長唄の名取。

気づけば、家族の中で 私と娘は“音楽の人間”になっていました。

静かな午後に、 芸の人が持つ背すじの美しさを あらためて思い出した時間でした。