今日は何時になったら春が来るの?
と言わんがばかりの小寒い朝を迎えました。
私は23年間の臨床経験の中で、何を一番重要視すべきか?
と聞かれれば、即座にこう返答致します。
患者さんとの共感的理解の一言とまず言います。
技術は誰しも年数と共に、幾多の苦い経験から自ずと考えて身につけていくと思います。
しかし、心の部分は自分自身が日々努力して高めていかないと付け焼刃ではすぐにメッキが
剥がれてしまいます。
相手の言葉の裏に隠された感情的、情緒的な部分を相手の身に成りよく聞いてあげて、
相手の心の扉を開いてあげる事と思います。
それには医院全体が春の日差しの様にぽかぽかとした暖かい雰囲気がなければなりません。
また一方的に専門用語を並べたてて、相手を押えつけずに、傾聴の姿勢を崩さない事と
思います。
今医療制度は大きな転換期を向かえたと言えます。
そこには
「患者さんとの信頼関係の構築」
の一言と思います。
それにはDR.自身が円滑な人間関係が保たれるように
人格、性格、人間性、態度を日々鍛えておかねばなりません。
患者さんは診療技術を即座には判断しがたい物があります。
マイナスの評価は誰しも瞬時に見つけ出されても、プラスの評価は何回も、何年もその医院と
末永いお付き合いをしないとわかりません。
患者さんはそのドクターの人間性のトータルをみて総合判断致します。
「これほど親身になり私の事を尊重してくれる」
という親近感が案外大きいと思います。
医院はプロ集団ですから、同じ方向に皆が同じベクトルの方向に向かわないと、
羊頭狗肉にとられかねません。
今改めて自分の認識の再確認をして、これからも前向きに前進していきたいと思いますので、
皆さんよろしくお願い致します。
http://www.mizutani9620.com 水谷歯科医院