医者に向く人とは? | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
患者さんの素朴な疑問に「傾聴する」姿勢が最も大切と考えています。
「相手を思いやる気持ち」を大切に、
前向きに研鑽を積んでいきますので、皆さん御教授の程、お願い致します。

 今日は選挙の投票日で朝行って来ました。未来の地域を占う選挙であります。

さて皆さんもご存知の様に医学部入試は年を追うごとにますます厳しさをまし最難関極まりないのが現状

であります。

 ただ頭脳が明晰である、頭が良いだけではとても勤まらないのが医師の仕事であります。

中には偏差値が高いから医学部へという理由だけでは、挫折感を味わう人、心身症に罹る人も現れます。

 ではどういう人が医師に向くかを私の全くの個人的な意見を述べさせて頂きます。

まずは「相手の事を配慮できる人間像である事」

 花から医師免許さえ取得できれば研究者になりビジネスで稼ぎたいという人も案外いるそうです。

これまでの医療界は、即ち日本の医学教育は、医師のコミュニケーション能力を余り重要視せずに、養成

にも及び腰でありました。

 今世間をたまに騒がせている「セクハラ」ならぬ「ドクハラ」が世間の非難の的となる場合もあります



 病んでいる立場の人に相手を逆なでにした発言は厳に慎まねばなりません。

しかし、我々でもそうでしたが、18ー20代の若者が大半を占める医学生です。

社会人としてふさわしい言動が出来るわけもありません。

そこは訓練で医師像を徹頭徹尾叩き込ませないといけないと思います。

 相手の体のみならず、病んでいる心にも目を向ける事ができる人こそが医師に向いているといえます。

私も絶えず念頭においている項目の一つに相手を自分とが協力してつまり二人三脚で初めてコミュニケー

ションが成立致します。

 次に人間的な厚みえを兼ね備える為に日々教養を高める努力を怠らない人

特に相手が高齢者である場合人生における教養をもっていますから、こちらが上滑りの軽い人間では

とうてい尊敬に値せず、信頼関係の構築もままなりません。

 視野を広く持つ事は極めて大切な能力であります。

私は他業種の人との交わり、地域活動でいろんなタイプの人と交わり知らず知らずの間に人間性の巾が

少しはでてきたかな?と思います。

 自分はエリートの最高峰の人間であるとおもう驕り

ある同じ現場で働く医療チームの一員の方が言います。

「普通の感覚の持ち主がいいですねー」

医学部を卒業すると実力があろうがなかろうが「先生」と呼ばれます。

ここに大きな勘違いを起こす人も現れます。

 長くおまたせする事はいたしかたない状況も多々ありますが、一言

「申しわけございません。長くお待たせしました」

の一言は医師でなくても人間の通りに過ぎません。

 私の最も苦手なタイプ。

それは

「自分だけは君らとは違うんだ」という事が伝わってくる絵エリート意識満載のいばりん防さん。

 医師一人では何もできません。

あくまで、皆の協力が終結して初めて医療と言う物が成り立つと認識しています。

次に自分の好きな事には貪欲に立ち向かう勇気のある人

 ブラックジャックではないですが、自分の思いをある意味まがままで貪欲に追求できる

執念のある人

 次に自分も含めて

一生勉強を続けられる人

いったん医師免許をとったら勉強をやめてしまう人はその時代時代のニーズにあった医療水準の維持の為

に生涯研修の覚悟がなければ最悪の場合は医療過誤の渦中の中心人物にもなりかねません。

 最後に自分を絶えず客観的に見ることが出来る人

これは実は医療技術や知識習得以上に難しいテーマと思います。

 医師は傍目でみるより過酷な仕事と思います。

どんな仕事でも同様で医師だけではありませんが、朝から晩まで連続勤務でその割には労働の対価は

適正とはいえないと思います。

 我々開業医でもきつくとも

「患者さんの喜ぶ顔が浮かぶ」

「患者さんが私を頼り喜んでくれるから」

という案外フューマンな部分で支えている事があります。

 偏差値が高いから医学部へという人は自分を見つめなおしてみる事も必要ではないでしょうか・・

             http://www.mizutani9620.com 水谷歯科医院
             http://blog.livedoor.jp/esp49563119/ ライブドアウログ