財は三代目で失う? | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

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「相手を思いやる気持ち」を大切に、
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 今日は雨で案外寒い一日でした。

人間には初代運と言う物が支配していて、裸一貫一から始めて一大にして巨万の富を手に入れる人が

お見えになります。

しかし、三代に渡り豊かな財運に恵まれる事は稀であると言えます。

 誰しも初代の人は人に踏まれ、揉まれ、幾多の失敗を繰り返しながら自分で苦しみ、又立ち上がり

前向きに歩んで行き苦労して財を築きます。

 しかし、二代目は何とか維持するのがやっとで終る人も多いかと思います。

それが、いよいよ三代目ともなれば、先代の苦労の苦の字も知らずに、散在してやがては崩壊する

というストーリーがパターンの様です。

 しかしそれを、どら息子やヤンキー娘のせいとか、税務制度のせいとか何かと人のせいにし易いと

思います。

 しかしながら、私の全くの個人的観測ですが

人から恨みを他人を騙して陥れて手に入れた財はやはり、因果応報で失うのでは無いかと思います。

そういう家庭は往々にして家庭がギクシャクとしたり、病気がちの人が出たりと相反する物を失う場合

も多々見受けられます。

 悪業の限りをつくし、自らが極悪非道の生き様をしていればいずれは地に落ちるとも考えられます。

TVで魔界の世界と言うのを見た事がありますが、

人間如何に長生きして贅沢三昧をしようともせいぜい50年ぐらいの物と思います。

 苦しめられた人々の怨念は霊界での魔の生活が待っているかも知れません。

 有名な芥川龍之介の蜘蛛の糸の風刺でもありますが、自分さえ良ければという思いが入った瞬間に

糸が切れてしまうという実に人間の欲望とは計り知れない物と思います。

 これはある物の見方を変えればこうとも言えます。

それは、霊界の地獄の苦しみをこの世ですでに孫の代の人が知り、あの世での苦しみの緩和の為に

貧乏のどん底に落ちていくとの考え方もあると思います。

 悪戯の限りを尽くして人を泣かして得た財のおかげで霊界ではご先祖様が喘ぎ苦しんでいるかも

知れません。

その緩衝役として三代目さんが現世で財を手放しているとの考え方もあると思います。

 資産家の孫の代には、ばくち好きの極道者や、酒に入り浸りとか、無類の女好きで、どういうわけか

精気まで吸い取られてしまい、挙句の果てには捨てられるなどという悲劇も聞きます。

 あるいは、余りにもお人よしで保証債務に㊞を押して、自分が身代わりに地獄黙示録となります。

その生き様は神のみぞ知る所であります。

 よくこういう無意味な事を耳にする事がございます。

それは、

「先代は人望も厚く、資産家だったのだけれど」

「先祖は立派な武士だったそうだ」

「あの時先代に騙されなければ・・」

等と恨み節の数々を言う事は、反対に、どの様な方法論で財を成したかが問われる事もあえります。

「昔はたいそう羽ぶりが良かったそうだ」

「今は見ての通りの貧乏暮らし」

 そもそも金運は非常に具体的な形で現れますが、

 ここで間違えてはいけない点が、

周囲の人の協力で実現するという事だと思います。

しかし、幸福感とは人それぞれ尺度が違い、あくまで本人の心の持ち方の程度の過ぎません。

 道で100円拾ったとして、

「なーんだこんな100円ぐらい」と思う人がいれば、

「よしよし、今日は付いてるぞ、100円も手に入れた」

同じ現象でも物事の捉え方でこうも違いがでてきます。

 よく、あの人は人物だ、

あの人は人格者だといわれる人は皆が自然と寄ってきて

「あの人の為なら損得抜きで人肌脱ごう」

という人が見えます。

 昔から努力は必ず報われるといわれていますが

事商売に関しては一概にそうとばかりともいえないと思います。

反対に努力しても努力してもうまく行かない人も多々あると思います。

 商売上のライバルが少ない時には誰しも成功者の勲章を得やすいものですが、どの様な業種も必ず

ライバルが増えてきます。

 皆誰しも必死になり努力をしています。

又先見の目、創意工夫、独創的な発想の転換がうまく出来る人はやはり勝ち残るパーセンテージが

高いともいえます。

 私は囲碁も、将棋もしますが、終盤に強い棋士はやはりタイトル戦でも勝ち取る強運の持ち主といえま

す。

 勝利を目前にして自分の心が浮き足立ち勝ちにいきだすと案外大ポカをして大どんでん返しの局面

になり、最後は敗戦という棋士は何人もいます。

 最後にうまくまとめる勝負根性とか。努力を結実させる能力の弱い人はやはりプロゴルファーでも

何時も上位ランキング保持者の顔ぶれは何時の似たり寄ったりだと思います。

 長くなりましたが、ようは

「我もよし、他人もよし、しいては社会貢献もしている」

という心構えが必用かなと思います。

 私もまだまだ未熟者ですので、どうしても目先がちらつき勝ちに行き失敗するケースもあります。

皆さん如何でしょうか?

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