隠蔽体質の日本? | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

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医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
患者さんの素朴な疑問に「傾聴する」姿勢が最も大切と考えています。
「相手を思いやる気持ち」を大切に、
前向きに研鑽を積んでいきますので、皆さん御教授の程、お願い致します。

 町内の引継ぎとご苦労さん会が終わり、後は区の総会で業務が終ります。

さて、最近の日本は隠し立てして事が明るみに出る事件がマスコミを賑わかしています。

pこちゃん。M牛乳。pガス。

これはまだその企業の体質を変えて行き被害の度合いがまだしも、

 先般の北陸電力志賀原子力発電の事故隠しが明るみに出ました。

真夜中に原子炉の操作試験をしていたら、突如核分裂反応が始まったのです。

 皆さんもご存知の様に核分裂の反応をを制御するのが制御棒といわれる元素です。

昔放射線学で習いましたがホウ素と言われるものです。

 抜け落ちた制御棒の数が多ければ核分裂の連鎖反応は急激におこります。

しかも原子炉圧力容器のふたも開けられたままだったそうです。

この様な重大な事故は即時国や自治体に通報する義務があります。

しかし、事故は組織ぐるみでひた隠しにされたそうです。

 無論事故が明るみにでれば、2号機の設置もストップがかかり、日本の大切なエネルギー資源対策が

なくなり、大きなダメージになる所でした。

 尚ここで皆さんがよく耳にした臨海という単語について少し補足をしたいと思います。

臨海とは、核分裂反応が連鎖的におこる状態の事をいいます。

原発はウランの原子核の核分裂反応から発生する熱エネルギーを利用しています。

核分裂反応により、無数の中性子は放出し、そして、中性子を吸収したウラン原子が次の核分裂反応を

起こします。

この次々に連鎖的に起こる反応を称して臨海といいます。

この反応を制御するのが制御棒といわれる物です。

つまり中性子を吸収する極めて大切な役目を果たします。

 これを見逃して組織ぐるみで隠蔽すれば、どうなるのでしょうか?

勿論誰しも、自分の恥部を人にさらけ出すのには抵抗があります。

しかし、事が事だけにこの場面は正直に報告して体制の見直しを図り、国民の信頼を勝ち得るほうが

どれほど大切な意義があるかと思います。

 世間では正直者が馬鹿を見るが如きの誤った風潮もたまに見受けられますが、

私の個人的な考えでは、「災い転じて福となす」

の心意気でいると、自然と相手に通じ患者さんとも信頼関係が生まれてくるものと思います。

かの松下さんもいっています、

「クレームは最大の顧客」

この精神が大切ではないでしょうか?
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