高校生の悲痛な叫び! | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
患者さんの素朴な疑問に「傾聴する」姿勢が最も大切と考えています。
「相手を思いやる気持ち」を大切に、
前向きに研鑽を積んでいきますので、皆さん御教授の程、お願い致します。

昨日は朝新幹線のぞみに乗り大阪でセミナーをし、その後静岡でスタッフ20数名の規模の講師の先生

も交え、ざっくばらんなお店で1次会をし、その後大阪の先生数名と秘書の方で2次会に行き、深夜12時過

ぎに帰ってきました。

 その大規模歯科医院の先生と私は正に同じ考えで、医院の接遇、経営と治療の両面ができないと、いず

れ淘汰されるとおっしゃっていました。

 先日東京大学の合格発表がなされ、涙で抱き合う親子の姿が放映されていましたが、本人は勿論の事

親御さんの気苦労も大変な消費エネルギーだと思います。

 さてある記事で経済苦で学費が払えずに夢を諦めて高校をやむなく中退した記事がありました。

これを気に高校同期一同がこれ以上仲間を減らしたくないとの素朴な思いで、県に談判したとの事です。

 それは、私学助成金の連続削減案にまっこうから反対する物でした。

 夕暮れ時の00県庁の広場に県内各地から私立高校生がぞくぞくと集まってきました。

このニュースを聞いた一般市民、公立高校生を加えて2000人にもならんとする人垣でした。

 ある生徒の発言

「公立も私立も同じ人間であり同じ高校生です。これ以上負担を増やして仲間を減らさないでください!!」

 この生徒の父親は自営を営んでいましたが、入院して無収入状態であり、母親も過労で倒れてしまいま

した。

 その頃県庁内部では20万にも及ぶ私学助成金増額申請の署名が渡されていました。

皆さん如何お考えでしょうか?

 財源不足を「声域無き改革の断行」の旗印の下、弱者救済であるべき政府の対応は如何なものでしょう

か?

その割には、不透明な水増し経費計上、から出張問題・・・

どう見ても自分さえ良ければ市民、県民国民なんてと応えざるを得ないのは私のみでしょうか?

 それと、無力で、仲間意識が少なく、冥冥我々と言われて久しいこの若者達の見事なまでの行動・・・

何か胸に熱い者物がこみ上げてきませんでしょうか?

 このリーダー角の高校生は言います。

「我々はこの運動を通して自分達は無力でないと知りました。後輩にも引き継いでいきたい。

これ以上同等の権利である学ぶ権利を奪わないで欲しい」と。

 どうですか、一丸となり目的意識がはっきりしていれば誰しもやればできると思います。

最後に、昨日のスーパードクターもいっていました、

 「保健改悪、場所が悪い、スタッツフが悪い、・・が悪いと言うのはあくまで自分の無能さを公開

しているようなものですね」と。

 この自責の念に早く気ずいて頭でなく行動を起こした人がいかに同業他社が増えようとも微動だにしな

い、ぶれない方針があればよい方向に行く。

 正に、私と同じお考えの先生でした。    http://www.mizutani9620.com 水谷歯科医院