人間の品格とは | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
患者さんの素朴な疑問に「傾聴する」姿勢が最も大切と考えています。
「相手を思いやる気持ち」を大切に、
前向きに研鑽を積んでいきますので、皆さん御教授の程、お願い致します。

 ひどい花粉症も漢方薬で軽減いたしました。

私はスポーツ観戦が好きです。

特に格闘技のK1や、ボクシング、空手、柔道、野球、サッカー、バスケット、バレー、相撲なんでも見ま

す。

 先日八百長疑惑で横綱A青龍関が週刊誌を賑わしました。

むかし、親方を足蹴にして角界を追放されてプロレスに転向した横綱もいます。

私の個人的なファンはあの強靭な足腰で土俵際での粘り腰と、スピード、捌きのうまい、千代の富士

関でした。

 どの様なスポーツでも相手がいます。

「巨人、大鵬、卵焼き」の時代の大横綱の大鵬親方が言います、

最後は自分との戦いで、驕りや甘えが生まれたら、横綱のみならず、力士としても長くは努めれない

とおっしゃっています。

 柔道の極意

「人に勝つより自分に勝て」と加納治五郎先生もおっしゃっています。

 その大鵬親方が言います、

「A青龍力士は人間性の点で首をかしげざるを得ないところがあります」と。

彼の勝って勝負がついた後に見せる感情をむき出しにしたあのそぶりは如何なものでしょうか。

無論日本人の感覚ではなくモンゴルの国民性かもしれませんが、やはり、「心技体」を兼ね備えている

とされている相撲界の最高峰のポジションにある横綱です。

ゴルフでもシングルプレイヤーにはその位置にふさわしい立ち振る舞いがないと、

「なーんだ、あいつはただゴルフがうまいだけなんだー」

と言われかねません。

横綱である以上誰よりも冷静で、自己を律する精神が必用と思われます。

 私も含めて人間は調子のよい時、リズムの良い時はどうしても心が緩みがちになります。

自分では気付かなくても周りの人間は評価します。

 あの大鵬関ですら、6連覇の偉業を達成した翌年は体調を崩して休業致しました。

本人曰く、

慢心から健康管理をおろそかにしました。その後禅寺で修行をして、自分自身を見つめなおし、

どの様な状況でも自分を素直に見つめる事ができるようになったそうです。

どの様な職業でも,生涯勉強であり、その心構えが老いていかない源ともいえます。

 
今回の八百長疑惑の白黒は別にして、余りにも強すぎるA関もさることながら、追随する大関陣以下

他の力士がふがいないんではという評論家もいます。

人間「あいつにはとてもかなわないから」

「おれの能力ではとてもあのT大は無理だ」

「いまの実力ではせいぜいこんなもんだ」

と自分に負けて、他に責任転嫁しても始まらないと思います。

 保険点数が大改悪だから

 政府が医療機関潰しに走っている

等と、人のせいにしてみた所で誰も助けてはくれません。

話を戻しますが、とても横綱にはかなわないという空気があるのかもしれません。

 しかし、反対にいえばあたかも八百長疑惑をされるような取り口をした自分自身を戒めるべきかも

しれません。

 スポーツでも仕事でも試練に打ち勝って一歩ずつ人間性が養われて、品格もそなわり、人から

親しまれ、尊敬される人間像になると思います。

 私もバブルにやられた一人ですが、どん底からの這い上がり、そこでみた人間模様、自分を見つめなお

す、天からのご褒美と今では思えるようになりました。

 患者さんに対する、心温まる対応、診療、両面を併せ持っていないとこれからの、この厳しい医療界を

勝ち抜いていく事はできないかもしれませんね。  http://www.mizutani9620.com 水谷歯科医院