昨日はある医科大に行き帰りにうなぎを食べてきました。
昨今、教育界は前代未聞の大混乱の渦中にあります。
連日いじめ問題からそれを苦にして自らの尊い命を一瞬に絶つという何ともやりきれない報道がなされて
います。
学校や教育委員会の姿勢、引責問題まで発展しています。
一番のネックは皆さんご存知の様にいじめ問題が内部で起こると、学校側は護身の為に、隠蔽工作を
しようとします。
政府は「まずはありのままを報告しなさい」と勧告すれども現実には内部の恥部をさらけ出して、ごたご
たに巻き込まれない様に口を閉ざし、ひどい例では教師も同じ土俵でその生徒をいじめていた、
等と言う通常では考えられない行動を起こすケースもあるそうです。
たとえば民間の個人塾ならば、合格実績、その担当教師の手法、実績が大きく評価されます。
同様に、公立の先生に対しても、同様な評価基準があるそうです。
裏を返せば、知らぬ存ぜんで、事なかれ主事、くさい物には蓋をして、見ないふりをして、何ら、問題
もなく生徒が表面上卒業してくれる事を祈る思いの教師もいると思います。
勿論大半の教師の方は熱心な教育方針でおやりのひとばかりと思います。
また、高校の履修不足問題では、「生徒の為に・・した」
と弁明しています。
しかし、この様な荒廃した教育システムは政府や文部科学省にも責任を問うべきではないでしょうか?
以前問題が明るみに出た、「教育改革タウンミーティング」で教育基本法改正において、賛成発言者に対
して、謝礼と言う実弾作戦まで飛び出しました。
内閣の官房長官は「やらせではなく、議論の口火を切る役目を担う人への謝礼金です」・・
国民は怒っています。もうすでにA政権にかげりとアキレス腱が見え隠れしてきたとも言えます。
次に給食費未納問題。
昔我々も食パン、シチュー、鯨肉、脱脂粉乳で育ち、あの懐かしい?思いの人も多いかと思います。
小学校の高学年で魚フライが出たときは皆拍手喝采でした。
なんと2005年度の給食費の未納は10万人近くで、そのトータルや、22億円を越すといわれていま
す。
家庭が貧困極まりないという経済問題は全体の30%ぐらいで、60%は「保護者の意識レベル」
の問題と学校側は捉えています。
何でも間でも学校に、教師に責任転嫁させて自分は昼ランチや、派手な振る舞いはすれども、わが子の
給食費は払えないという親御さんの考えは如何な物かと思います。
教育の根底に流れる者はやはり、家庭教育、家庭でのふれあい、関わり、が大きく関与していると
思います。
自分の事で恥ずかしいのですが今大いに息子と関わり、あらゆるデーター入手に奔走しています。
人から言わせれば教育パパゴンの出来損ないに映りある種滑稽に見えるかもしれません、
あのプロゴルファーの「さくらさん」の父親像を見るに、私は、人が笑おうが、けなそうが、おれは、
命がけで娘を守る姿勢、あのレスリングの浜口親子にしても、オリンピックにおいてのふがいない判定に
激怒した映像から、人は「何やってんだい、いい年をして」と言う人もいるかも知れませんが、
私は個人的に今のこの親子が疎遠になりつつある世相において、ある種、親子関係の真の
あり方を考えさせられ、心熱く、ほのかな気持ちにまでさせられました。
私も大昔に給食費を一度その日に出すのを忘れて戻ってきたら母親から
「00さん、何てみっともないんですかあなたは、物を頂いて支払わないとは乞食同然ですよ!!」
「今すぐ学校に謝りに行きなさい、許しません!!」
と日ごろ温和なあの母の鬼のような形相で、最初にして最後の怒り心頭な思いがこちらに伝わり、今でも脳裏に
焼きついています。
有能な教育者よりも分別のある平凡な父親によってこそ、子供は立派に成長するとある新聞で読みまし
たが、今の社会問題のベースをながれるものはやはり、家庭教育ではないでしょうか?
皆さん如何お考えでしょうか? http://www.mizutani9620.com 水谷歯科医院