イメトレで高める自分のモチベーション(機長に学ぶ) | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

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医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
患者さんの素朴な疑問に「傾聴する」姿勢が最も大切と考えています。
「相手を思いやる気持ち」を大切に、
前向きに研鑽を積んでいきますので、皆さん御教授の程、お願い致します。

今日は大変天気が良く気持ちの良い一日でした。

色々な職業の人が見えますが、機長という仕事にスポットを当てたいと思います。

私のブログ仲間の人にも同じ関係者として客室乗務員さんの方がお見えになります。

 誰しもご存知の様にパイロットという職業は人の命を預かる極めて大変な仕事であります。

それ故に高い集中力が必要とされます。

 皆さんも何度かは乗られた経験がおありと思いますが、特に重要視される時は離着陸の瞬間です。

ある本で読んだ事がありますが、人間の集中力とは高々3分ー5分程度に過ぎません。

そのうちで集中力が持続可能なタイムは数十秒に過ぎないとされています。

 それには、その瞬間の局面で自分を律する必要が生じてきます。

そして、それができるように日ごろからイメージトレーニング、メンタルトレーニングが必要と

なってきます。

 よくTVゲームでシュミレーションするのと同様に、危険な場面、急展開の気象変化等、日ごろから、

トレーニングしていないと、とっさの判断に遅れが生じ、しいては大事故にまで展開します。

 あるベテランパイロットの方の貴重な体験談を読んだ事がありますが、意に反して

何時も何時も糸をピーンと張り続けている人や、生真面目タイプの人は要注意と言えるそうです。

 何故ならば、その手の人達は何時も手を抜かずに緊張しているので、肝心要のときに爆発力が消失

したりして、集中力が途切れてしまいやすいそうです。

 機内で軽く首を動かしたりして視野を広げて、「緊張と緩和」の緩急自在が大切だそうです。

軽いストレッチをするなど、気分転換を図るのも大切といえます。

 人間疲れて心がもやもやして何となく気分が晴れないときに海を見たり、青空を眺めたり、

夜空を見たり、美しい人では無く?美しい自然のお中にどっぷり浸かる事で、気分転換がなされて、

明日への活力源となる経験はお持ちと思います。

 また、感性を磨かないと、集中力も落ちてくるそうです。

人間には五感と言われるものがあります。

花の香りを嗅ぐ、爽やかな心地よい風に当たる、美しい絵画を見る、好きな音楽で命の洗濯をする、

等色々と方法論はあります。

 又、バランス感覚を日ごろから鍛えていないと機長はいけません。

わざと立って、つま先で立つ、動体視力を衰えさせない為に窓の外の文字を瞬間に追うなども必要との

事です。

 それと誰しも睡眠不測や疲労が蓄積されると集中力は持続できません。

我々の仕事も集中力が必要視されます。

 更にはイメージトレーニング、これはボクサーがシャドウボクシングでトレーニングする姿が有名です

す。

 私も息子に「大丈夫だお前にはできる、今度の物理で8割さー!何を迷っているので、数3なんて

お手の物、ちょろいさー」

 と言葉で植えつけて、良い点を取ったときの姿にワープさせたりもします。

よく記憶しにくい時には映像、ピクチャー、図示して視覚に訴えるというのが定石ですので、子供の、

自分自身でイメージさせて、シュミレーションさせる事も大切な様です。

 勉強とて、いかに口うるさく親が言おうとも、本人が

「いけないぞ!この流れでは偏差値が67をキープできないぞ。70を越えるには、もっと努力せねば」

と、自分を喚起させる事が大切と思います。

 仕事でも同様、これこれまでにこの歯の形成をしよう、とか、この場で何としても痛くない様にするん

だ!とモチベーションを自分で上げなければ誰も手伝ってはくれません。

 機長と言う仕事に着いた以上プロとして、日々の努力を出し惜しみせずに日々丹精が必要と思います。

 集中力とはこんな基本的な積み重ねかも知れませんね。

                    http://www.mizutani9620.com 水谷歯科医院