良い人良い人悪い人? | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
患者さんの素朴な疑問に「傾聴する」姿勢が最も大切と考えています。
「相手を思いやる気持ち」を大切に、
前向きに研鑽を積んでいきますので、皆さん御教授の程、お願い致します。

先回フェチバトンとやらで私の本音が出てしまいました。

昨日も県の歯科医師会会長様がお見えになり厳しい歯科会の状況のお話でした。

今までの歯科医院は横並びの状況で本の鼻の差ぐらいで、同じように強調して歩んで行くことが

可能な時代でした。

昨今は需要と供給のバランスが完全に崩れてきたと言えます。

それは、患者さんが医院をチョイスして、自分が色々なデーターから、はじき出して、

医院を決定いたします。

保険制度の崩壊により、今後、保険制度が我々、歯科医師にとり、喜ばしい方向に行くことを

期待しても皆無に等しいと考えられます。

今から、数年前、10数年前に現在のこの医療環境を予測した人はいたにしても、

「ここまでとは」

と、お考えになられる先生方も多々お見えになると思います。

一番いけないのが他人まかせの安易な考えであると思います。

歯科医師過剰時代突入したのだが、「なんとかなるだろう」・・・

と今現在地道な努力を怠っている人は、さらに、追い討ちを掛けて困窮極まりない状況に

なるやも知れません。

人間頭で理解し、わかっていても現実に痛い目に直面しないと、実感できないのが、人間の嵯峨とも

いえます。

たまに耳にするのに、

歯科医師でも世渡りじょうず、いわゆる「口がうまい」といわれる先生もお見えになります。

そこで、

「おれの方が、学生時代から勉強してきているし、技術も上だー」

「なんで、あんな口先男の事を信用してはやり、患者さんはだまされている」

などと、力んでみても、現実は現実の結果だと思います。

私の感覚はこうです、

その人は技術面意外に患者さんに対する、思い、執着心等のエネルギーが凄まじい人と

思います。

「歯医者」「技術屋さん」といわれるタイプの人は、技術面の向上のみに力を注ぎ、

ソフト面の強化を案外ないがしろにしている例も多いとか(あるセミナーより)

大切なのは本人の気持ちの持ち方であると思います。

失敗ばかりおそれて、結果にばかり、目が行き、前向きな姿勢がなくなり、守りにのみ

固執すると、ますます、ジリ貧になると思います。

例は不謹慎ですが、女性をくどき落とす時にも、あらかじめ準備万端で、ストーリーも描き、

良い結論ばかりを追求すると、案外ぎこちなくなり、相手にプレッシャーを与えすぎて、

結果が思わしくないことが多々あると思います。
(私は常に自然体ですので、ありのままにかざらぬ行動で接し案外成功率は高い?かもしれませんが?)

よく良い人といわれる人は別の見方をすれば、何の凹凸もない、平均値の人間で、

個性が余りにも無い人とも言えると思います。

「オンリーワン」の医院とは、ファミレスのマニュアル通りでもないし、成功例の歯科医院のまねでも

なく、自分の「オリジナリティー」以外にないと、思います。

私はよく、外食をしますが、飛び切りの「おいしさ」でなくても流行っている店もあれば、

「味は抜群」でも何かお客に取り入れられずに、閑散としているお店もあります。

そのときに、いつも「何故なんだろう」と思い巡らすことがあります。

「かわいこちゃんのウエイトレスさんだからか?」

「すぐに水、おかわりをタイミングよくききにくるからか?」

「あーーなるほどーー。これかーー!」

と何かをつかんで帰ってきます。

そして良い題材は大いに取り入れ、悪いことは「こんなことを、されて、自分がいやな気持ちに

なったことは、人にはしないように心がけよう!」

と分析いたします。
 
セレブなママさんにもしふられたなら、「なんで?」といつまでもぐずぐず考えないで、

告白してうまくいった女性へのアプローチのポイントを分析したほうが、より効果的と

思います。

何事も成功体験は自分の大きな自信となります。   http://www.mizutani9620.com