昨日は茸山の入札準備で15時から準備、本番で夜10時過ぎに帰りました。
ひょっとして自分は口臭があるんではないかと、心配して、人と話す時に大きな口を開けて
笑うことができない方もお見えだと思います。
口臭のメカニズムとはこうです、
口臭は唾液の分泌との相関関係が深いと言われています。
食事をすると、唾液中のホルモンが活発になり、唾液の分泌を促します。
食事後2-3時間で唾液の分泌量は減り、口臭の元の成分が増加いたします。
つまり、3時間後ぐらいから、急カーブを描き口臭度曲線が急カーブで増えてきます。
これの繰り返しが、食後におこります。
ではどうすれば、いいのか?
第一は食後のブラッシングですが、そうもいかない職場環境では、まま成らない事も
あるかもしれません。
臭いを消す、食べ物、飲み物としては、牛乳、生野菜、酢の物、チーズ、などが上げられます。
お茶も大変有効です。
これは、葉に含まれる、成分が、唾液の分泌を促す作用があります。
乳製品は何故いいかというと、この中の成分で臭いの元の成分を脂質の膜でオブラートしてしまうからです。
私も好きな餃子に含まれる、にんにくなどの臭いも牛乳、乳製品は有効です。
生野菜は主に、機械的歯面清掃をしてくれて、食べかすなどを洗い流してくれます。
レタスなどは特に良いかと思います。
口臭のもう一つの原因に全身的な疾患が上げられます。
糖尿病、胃腸障害、呼吸器疾患などがあります。
これらは、別にして、口腔内に原因がある、口臭を予防するための、ガムなどは、一時的な
効果にすぎません。
歯周病で、歯茎が腫れていたり、赤くなっていたり、出血などは、
ブラッシングが満足にできないので(痛いので)、原因となるプラーク、ペリクル、
最近のバイオフィルムを除去できず、口臭の主原因になります。
当然虫歯の、うか(穴)からは細菌の腐食による臭いの原因となります。
これらは、専門的に口臭外来としていなくても、歯科医に相談すればよいかとおもいます。
口臭は自他共に不快な物であり自分では気ずきにくいし、人も余りいいにくいものです。
以前、余りにナーバスになりすぎて、別に口臭も無いのに
「私は口臭があり、人も、悪いので私に言ってくれないんです」
という、女性が来院したこともありました。
余り意識過剰にならずに、原因を追求して、自身をもって、良い人間関係をたもちたいと思います。
若い恋人同士が、「キス」の時に、口臭が気になっていては、もしくは、相手が臭いで
不愉快になっては、100年の恋も冷めてしまうのでは。
「さー今日はドライブるんるん」の時に、車の中がメルカプタン(口臭の原因の王様)
で脅かされては、くどこうにも、力が入らないのでは・・
これは、私の経験から?ではないですが、昔は特に整備万全にして、行った様ないかないような、
実に趣味の悪いたとえですいません。 http://www.mizutani9620.com