めっつきり、朝夕涼しくなってきていよいよ、心地よい秋が訪れますね。
さて、不思議な事に歯の痛みは夜起こる事が多いです。
その痛みは「災害は忘れた頃にやってくる」の様に、
突然、何の前触れも無く訪れることがあります。
では、急にいたくなったら、どうするか?
ただ、痛みが上なのか下なのかさえわからなくなります。
これは、関連痛と言って、神経の走行に沿って痛みが誘発されるからです。
こんなときは、まず、ぬるま湯でよくゆすいでごみをきれいに洗い除きどの歯が本命か
を見定めて、それでも解らない時は指で少し揺さぶり、
「この歯だー」
てわかったら、脱脂綿にオキシドールを湿らせてよく患部を注意深くそうじして
J(ヨードチンキ)を虫歯の穴の床にふわりと強圧を加えずにふさいで、
鎮痛剤を飲んで、フロに入らずに寝ると治まる事があります。
歯周病の爆発の場合は、とにかく、歯が浮いたその歯で噛まないようにして
オキシドールで歯の周りに歯肉を清掃してヨードチンキを歯と歯肉の間にピンセットで
少し多めに液体をつけて塗りこむと案外楽になります。
それでもの場合は私も急患で治療することはありますが、
やはり、日ごろの手入と検診と歯石除去をお勧めします。
歯の痛みは先日私も余りの痛さで「歯周病の爆発」
自分で炭酸ガスレーザーを当てたことはありますが、自分の番はそう易々とは
回ってこないので日ごろの手入がいかに重要かがわかります。
それには、日ごろからスタッフにも気配りをして、急場の時にしてもらえる
日々の行いが大切かもしれません。(笑い) http://www.mizutani9620.com