歯科医を怖がるお子さん対策 | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
患者さんの素朴な疑問に「傾聴する」姿勢が最も大切と考えています。
「相手を思いやる気持ち」を大切に、
前向きに研鑽を積んでいきますので、皆さん御教授の程、お願い致します。

今日は、息子の友達2人と我が家で外食に行きました。

大人の人でも「怖い」「行きたくない」の代名詞の歯科医院。

ましてや、お子さんにおいては、当然と言えます。

昔、TVの漫画で「悪いことをすると、歯医者さんで歯を抜かれるよ」

てな感じでますます、イメージダウンしてしまいます。

人間誰しも痛い経験、怖い経験、人からの又聞きなどで、ますます自分で先入観を持ってしまいます。

私が一番医療で困るのが「あーだれだれちゃん、いやーねー、歯医者さん。怖いわよねー」

なんて、行く前から子供に悪いイメージをあたえる親御さんです。

小児の歯はこれから生え変わる永久歯の道先案内人として重要なポジションをしめています。

「どうせ、永久歯に変わるから・・」

などと安易に考えるべき物では無いと思います。

「芸能人は歯が命」とまでは言わないにしても、口腔内の健全な状態は、牽いては全身の

健康状態をもつかさどると思います。

いくら、料理の鉄人のかたが丹精こめて入魂料理を作ろうとも歯が悪くて思うように

食べれなければ、美味しさも半減してしまいます。

歯科院は「怖い所では無くて、痛い事をする所では無いことを事前にお話ししていただくと

大変治療もスムーズに流れます。

泣いて暴れるお子さん、他で拒否されたお子さん、他で痛めつけられたお子さん

等色々と訪れます、

私のやりかたは、まず、恐怖心を取り去ることに全力投球いたします。

治療の速度が多少遅くても「根気良く、粘り強く対応する」事です。

最初は練習と称して口の中を触る、次に少し歯を触る、やっと本論の虫歯の治療・・

と段階を追って診療すれば、ほとんどのお子さんはなれてきて最後には遊びに来る

感覚にまでなるのを経験しています。

でもやはり、大事になる前に「早期発見、早期治療」をすれば、痛みも無く短期に完了いたします。

定期健診など虫歯になる前に医院を訪れて、

歯ブラシ指導、フッ素塗布、予防充填(シーラント)などを未然に対応すれば

あの痛い思いをすることも極めて少なくなると思います。

ひいては一部負担金も少なくなります。

どうか、親御さん(主にお母様が)子供さんを励まし、怒るのではなく、

一緒に歯科医院の人たちとお友達感覚になれるようお助けまんしてほしいのです。

先週も抜歯をいやがり、泣いて騒いで、何とか90分掛けて他を診療しながら、

治療したあのお子さんも、今では喜んで「お母さん、早く歯医者にいこうよー」

とまでなりました。

根気、忍耐は私の持ち味かも知れません。

でもその晩は夜の世界にふらりとセレブな女性と語り合いながらお酒を・・

なんて趣味の悪い想像が頭をめぐらしますが(笑い)  http://www.mizutani9620.com