精神的に不安定な人への対応 | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
患者さんの素朴な疑問に「傾聴する」姿勢が最も大切と考えています。
「相手を思いやる気持ち」を大切に、
前向きに研鑽を積んでいきますので、皆さん御教授の程、お願い致します。

今日は急患の方が終盤攻め寄せて少しばたつきました。

さて、現代はありとあらゆるストレスがいやおうなしに自分に降りかかってきます。

昔よりも時代の速度が速く、昔の様に刺激も少ない時代はそれほどのストレスもなく


案外すんなりと、器用でなくても、周りと歩調をあわせて、お互いが思いやりを持ちながら

助け合い事を進めやすかったとも言えます。

我々人間は何か悲しい出来事に直面すると、誰しも多かれ少なかれ、気分が塞ぎがちになり、

ひいては意欲を無くし、遂には自身まで失い心が晴れ晴れとせずに憂鬱な気分になります。

恋人の様な大切な人を失った、予期せぬ大失敗を起こした。

しかし、これらは、日付け薬で、時間と共にあるいは人のアドバイス、手助けで

治ってきます、

しかし、努力しても、努力しても、なかなか改善が見られないと人は

「あー私は、なんでダメ男くんなんだー、生きている価値もないくず人間だ」

てな感じで、自分を必要以上に追い込み、どんどんと、

坂道を転がっていくが如きますます自分を追い込み、

気分転換して乗り越えよう、余り考えないようにしようと、却ってあせり、困窮して

ますます、「うつ状態」になってしまい、最後には本当に「うつ病」と診断されてしまいます。

人間ダメージをこうむった時とか、心が晴れ晴れせずに陰鬱な日々を悶々と生きていると、

元気な心の状態の時には本のちっぽけな取るに足らない事までも、微妙な感じ方、考え方に

成るものです。

ひどい時には

「あー私は生きている価値の無いダメお君だ、もう二度と立ち上がるチャンスもないし、

誰も私を助けてはくれない」

どんどんと追い込んで、自分で自分を苦しめていきます。

ある精神科医の先生とお話した時にどういうタイプの人間が陥りやすいか?の質問に

生真面目、几帳面、完ぺき主義、責任感が人一倍強くて、あわてんぼうのせっかちさん

だそうです。

治療法としては薬でよく眠り心の安らぎの栄養を蓄え、

下手に励ますと、疲れ果てている人をさらに追い討ちを掛けることになるそうです。

歯科においても、心身症?といわれる患者さんも来院されますが

まずは、よく相手の話を聞いてあげることが一番重要と思います。

「あなたと、私はよき協力者であり敵陣にいる人ではないですよ」

というコミュニケーションをとり、あせらず、言い負かそうとは決して思わないで

こちらが心を大きく持つことが大切です。

私も大変ストレスのかかる職業を選択しましたが、私はうつ病にはなりません。

何故なら、

真面目ですが生真面目ではない。

人間なるようにしかならないと腹をくくることができる。

遊びは若いうちにそこそこ一通りしてきたので?免疫が自然にそなわっている。

プラス思考の人間ですので、物事を良いほうに捉える、もしくは、捉えようとする。

反対に成功ばかりあるほうが却って心配してしまい、失敗の後に成功ありと自分を
いいきかせている。

など自分をうまくコントロールできるのは、やはり遊び人?の昔取ったきねずか、か??

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