同じ物でも治療費が違う? | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
患者さんの素朴な疑問に「傾聴する」姿勢が最も大切と考えています。
「相手を思いやる気持ち」を大切に、
前向きに研鑽を積んでいきますので、皆さん御教授の程、お願い致します。

今日は相変わらず暑い一日でしたが、町内の用事で昼外に出ていました。

よく、患者さんの疑問の中に、「どこどこは治療費が高い」
「同じ事をされたのに、治療費が違う」
「どこどこは、こういう入れ歯なのに、同じ物で何故違うのか?」

まず、言えることは「診療は物の売買ではない」
と言う事です。

そもそも、医療費とは、診断技術料や、治療技術料の差がおのおののドクターで
違うと言うことです。

この点は私も風邪で受診した時に肌で感じますが、
同じ医療関係の臨床医の端くれとして当然であると思います。

何をもって、「あそこは高い」「数分の治療で高すぎる」・・
と一部負担金だけで比較検討しているか?

目に見える物は生で比較することは可能ですが、医療行為そのものを
比較することは極めて難しいと思います。

同じ被せ物の「セラミッククラウン」でも
東京は10万の所もあります。

地方では5万の所もございます。(ちなみに当院は6万ですが)

同じ物を被せたとしても、その人の歯周組織の状態、歯牙の状態、根の深さ、口腔衛生状態、
日常の生活習慣、噛みくせ・・

など、年齢などもかみして、いかに、精巧に作るかと言う点の技術が大きく違ってきます。

ただ如何に精巧に作られても天然歯には絶対にかないません。

また、材質による、技巧料金の違いもおきてきます。

たまに聞かれることが、「どこどこは、00でしたが、先生のところは何故それより、安いの?」

この質問に対しては、

「見たわけでもないですし、おのおのの、先生の技術料に対する、相違でしょうかね」
ぐらいしか、いえませんし、

土俵が違う所で議論しても、余り進展的とも考えられません。

ただ後で・・と言うことはないように、私は、画像とモデルサンプルと
大体のイメージを描いていただいています。

ホワイトニングにしても、都会は・・地方は・・当院は・・
があることは、その先生のはかり基準にゆだねられる事となります。

それに見合う対価がなければ、患者さんには不満とされるし、
それ以上によく噛めて長持ちすれば大変良いことだと思います。

保険診療においては、それほどの大差はないにしても、
自由診療については、おのおのの、歯科医師の裁量権に委ねられることとなり、
100人100ようだと思います。

同じラーメンでも地域性、だしの手間、材料などのより、いろいろですが、
自分が00の価格で「美味しい、満足」 ならばいいわけで、

単に価格だけでは比較できないと認識しています。     http://www.mizutani9620.com