医療過誤? | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
患者さんの素朴な疑問に「傾聴する」姿勢が最も大切と考えています。
「相手を思いやる気持ち」を大切に、
前向きに研鑽を積んでいきますので、皆さん御教授の程、お願い致します。

今年産婦人科医が逮捕されました。

帝王切開の最中の大量出血が原因との事。
しかも、100分の1ぐらいの、確立という、極めて稀な癒着が原因らしいです。

門外漢ですので、その、手術が適切なのか、事後処理がどうか・・
等は、全く判断できませんし、
事前に予知できたかどうかも、わかりません。

ただ、この、医師は僻地で、オンリーワンであったとのことです。

ただでさえ、産婦人科と小児科は、きつい等の理由でなり手が極めて少ないとの事です。

患者さんが死亡すれば逮捕、拘留、起訴という風潮が強くなれば
ますます、医師のなり手が少なくなる事に拍車がかかるのでは。

むろん、無くなられた方のご冥福を祈るのは誰しも同じであるとは思います。

話は変わりますが、白衣を着るとその人の病気の事だけでなく、その人の、全部を
支配しているような錯覚に陥りやすいんでは・・

私の持論は医師になる人は、人間を好きに成る素養が必要と思います。

昨今の、医学部、歯学部では、患者さんにどのように面接するかという事に
大きなウエートがあることを教えているそうです。

ただでさえ、少ない僻地の病院の産婦人科医の逮捕。
私の意見は、。
間違いがおきても、悪意はないし、いたしかたない状況と思われます。(御批判を受けたら失礼します)


増やさなくては崩壊するかもしれない産婦人科医を警察が逮捕したことを聞き、
もう、僻地の病院には赴任する、先生も皆無となるかもしれません。

我々医師、歯科医師の中で、患者さんを、より悪く、ひどい目に合わせようという人は一人もいません。

大学でいくら、患者さんと対等に、医療面接を心がけようと学んでも

患者さんが死亡すれば即時逮捕するという風潮が強まれば
僻地の医師不足が困窮極まりない状況となると思います。