無痛治療を心がけたい | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
患者さんの素朴な疑問に「傾聴する」姿勢が最も大切と考えています。
「相手を思いやる気持ち」を大切に、
前向きに研鑽を積んでいきますので、皆さん御教授の程、お願い致します。

今日は、夕方支部会の懇親会があります。
朝、久しぶりにゆったりしていると、TELがあり
「今日はやってみえますか?」
「今日は休診ですが、いかがされましたか?」
「今ここに、歯がいたい方がお見えになりますが先生のところで診ていただけますか?」
「はい、起こしください」

徐に医院を開け所謂神経がズキズキする急性の歯髄炎でした。

昔から無痛を心がけ、まず表面麻酔をして、良く温めた麻酔液(冷たいと痛いので)を
ゆっくり(当院では電素制御に注射器使用)、針先も33Gの細い針を使用しています。
 
大学では主に浸麻は骨膜下に打つという方法ですが
歯入点が多いと液が漏れ、一発秘中にすると、強圧で、患者さんはたまりません。

これではよけいに歯科に対する恐怖心が強くなるだけです。

粘膜下に徐々に麻酔液を入れていけばほとんど痛みはなく治療もスムーズに行えます。

必要な治療を終え患者さんは帰られました。

特別に他よりすごい、技術がある、設備がある、メスをふるえば日本一・・・
などと気張らなくても、相手の状況、要求をまず良く問診して、
誰もがやれる事を確実に基本に忠実にやれば自ずと答えは返ってくるのでは。

当たり前の事を言い換えれば非凡の天才という観点がありますが
何事もやりつずけることの大切さが重要と思います。

玄関を開けた瞬間からすべてがスタートします。
我々は慣れほど恐ろしいものはないと思います。
緊張感、ありとあらゆることを絶えず自問自答しないと流されてしまいます。

最後に、スタッツフがいないと、物の場所、レジの方法、薬の場所、カルテの場所・・
解からないことだらけです。

改めてスタッツフの日ごろの協力に感謝したいです。