昨今日本語の乱れは確かに加速度を増していますね
でさ~
彼からATMでさ~
ちょくらいってくるよ
あの人本当にKYでさ~・・・
言葉は魔法にも凶器にもなります
ある会社のスタッフの言葉のくせ一つで会社の全体像すら浮き彫りに
されてしまいかねません
言葉のくせ
不用意に用いられる言葉について少しお話しさせて頂きます
言葉使いがなっていない=教育が行き届いていないと判断され
その会社の信用すら失う事もあります
では例を
ちょっと・・・
これはお店屋さんでも教育が徹底している銀行ですらありますね
ちょっととは何時まで?
・・・・・ね
お待ちくださいね
これはお待ちくださいませ
相手の意向を確認する時には
お待ち頂けますでしょうか?
まるでなれなれしいと不快感を表す人もいます
こんな例もあります
ある患者さんに
おばあちゃんお口あけてね~
?
おばあちゃんを本人は言われて嬉しくない人もいますし
・・・・ねがいけませんね
ある程度賢明な女性のプライドも傷つけます
まるで子供扱いにされて嬉しいでしょうか?
ひどい時には
おばあちゃん大きくお口あけてね~あ~~ん
語尾伸ばしも聞き苦しいです
おはようございま~す
失礼しま~す
今日はブラッシングを~
次の禁じ手は
半クエスチョン言葉
定期健診?いつきたましたか?
語尾を上げる必要のない所でまるで相手の確認を求めるかの様です
・・・じゃないですか~
セラミックは綺麗じゃないですか~
これでは相手は半信半疑でも戸惑いながら・・はあ・・
とあいまいな返答になりかねません
これが高じて言った言わないのトラブルにもなりかねません
じゃないですか~
は相手に無理やり同意を求めるニュアンスありきです
・・・みたい
オールセラミックの説明でもあのM先生なら
料金は聊か高くはなりますがオールセラミックは透明感まるで違いますので実に綺麗です
前日も前歯に入れられた女性の方が淡い色のリップにお似合いになった
とかで大変喜ばれましたが・・・
この様に良い物は自信を持って明確に説明したいものです
曖昧言葉はエラーの引き金になりかねません
言葉の初めに
あの・・・
あのですね・・・
その・・・
え?・・・
患者さんに不快感を与えやすいです
最大の禁じ手
いや・・・
っていうか・・・
だから・・・
これは相手の言う事を遮り否定された様な印象をも与えます
だから・・・
貴方は勘が悪いのよ・・・に繋がります
いやあおっしゃる通りです
いやあ本当ですね~
親しき仲にも礼儀あり!
患者さんはあくまで診療中はお友達ではありません
これもあります
ホワイトニングいいですよ・・はい
自分ではいやうんはどうでしょうか
れる・られるの用い方
これは中学の助動詞の勉強不足か・・・?
かたい物をたべれましたか?
これは召し上がれましたか?
次の予約は何時ですか?
いつおいでになられますか?
意識の高い知的レベルの高い人に不用意な言葉使いをして
その人に不快感をあたえてはプロとして失格です
その患者さんがもやもやとした気持ちにさせたりしいては不信感にも
繋がりかねません
患者さんが心身ともに爽やかなお気持ちで帰途に着ける事が必要です
自分の口癖
私も含めて一度自問自答しては如何でしょうか・・・