御存知山崎豊子さんの白い巨塔
やはり、田宮さんの気迫、鬼気迫る白熱の演技
良いですねー
丁度この時期はまだ今の様に
インフォームドコンセントという言葉が聞かれない時代でした
医師は神様的存在で、感謝さんの命は医師の裁量権が極めて強い時代背景がありましたね
患者さんの素朴な疑問に対して、あくまで肺炎と診断して癌により命を断たれました
私は外科医では無いので、詳しい内容についてはコメントは控えさせて頂きますが、
旧友の里美内科医のアドバイスの時に聞く耳を持っても、しかるべきなのでしょうか?
最後は財前教授自体がクレブスの末期の転移で息を引き取る
無念だ!・・・
山崎さんのこの作品が未だにこのテーマを投げかけていますね
ただ、たかだか20数年に過ぎない私がいうのもおこがましいでしょうが、
医療機関サイドからの一方通行では無く、あくまで運命共同体であると考えるべきでは無いでしょうか?
名医とはやはり、相手を思う気持ちの上に初めて技術があり、
両者のバランスがとれた医師の事に他ならないと思います
それには、今で言うチーム医療
即ち幾ら優れた医師でも自分一人では何も成り立ちません
そこには縁の下の力持ちの麻酔科医さん、スタッフさん達が一丸となり、
同じベクトルで全力投球して、初めて患者さんの尊い命を救うことができると思われます
我が院でもスタッフさんの協力なくして何も始まりません
そこには皆への労い、感謝の念がなければならないかと思います
患者さんの素朴な疑問に対して傾聴の心を持つ事も極めて大切であります
昨今医師と患者さんとの摩擦の主原因はこの初手におけるお互いの信頼関係の構築がなされているか
否かにかかっているとも言えましょう
実際に来た話ですがリバイバルの時に、この番組が始まる日は皆が一目散に帰っていったそうですね^^
又役を演じてみせる等大変なブームとなりましたね(笑い)
そして、緊張感の連続で疲れた神経を癒す方法論は??
アルコールも適度に、ましてや女性にも全く無縁(強調構文)のM先生は、
一人寂しく音楽を聴いていますが(・・・と言う事に、笑)