インプラント
最近殆どの人は一度は耳にした単語ですね
弟３の歯とも言われています
無論保険適応外で費用も高額になります
従来の入れ歯に比べてしっかりと噛めるというのが利点です
所が
昨今インプラント裁判、訴訟が頻繁に起こるようになりました
専門医でリスクも含めてしっかりと納得してから行ないたいものです
通常は歯が失われれば、
ブリッジ（両隣を削り橋渡しをする）という方法と、入れ歯となります
失われた歯の部分に人工の歯根を埋め込み、その上に被せ物を致します
所がこの魔法の救世士と言われるインプラントで、最近トラブルが急増して、訴訟も多くなりました
確かにインプラントの不備で死にいたるケースは稀です
では何故トラブルが多いのか
それは、安易にやる側の歯科医師にも問題がある場合が多いです
この方法は高度な外科的手術であるにも関わらず、
専門的にこの方法を教える機関が殆ど無いというのが現状です
ではどうするか、
インプラントセミナー初級コース
これでインプラントも恐くない
短期必勝インプラントセミナー
等で、本の数例を人工のものを素材にセミナーで経験して
すぐに臨床に応用しようというDr.もお見えになります
名古屋大学の口腔外科の教授はこうコメントしています
本来は必要なCTえお使った骨の形態の把握や血液検査や心電図の様な内科的な検査が十分に
行なわれていない
とおっしゃいます
失敗例では
神経麻痺で口の感覚が無くなった
痛みが残る
口の感覚が麻痺して、水を飲むと口元から水がダラダラとこぼれてしまう
これは神経のある歯槽骨までインプラントを打ち込んだ悲劇です
本来は神経までの長さを調べ、MRI等で神経の通る位置を確認すれば避けられます
では患者さんは度の様に対応すれば良いのか？
利点のみならず、欠点をもしっかりと説明してくれる歯科医師を選ぶべきとも言えましょう
また、セカンドオピニオンを求めて手術症例数も未然に確認したい物ですね
一番良い方法は、
術前診断と、外科手術は専門医のいる大学病院などで行い、
上に乗せる物は開業医で
という連携プレーも良いのではないでしょうか。。。
安易なインプラント事故の元！
http://www.mizutani9620.com 水谷歯科医院