ゆとり教育が方向転換・・・ | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

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ゆとり教育見直しの大幅な教育改正。現場の声は?
 8月30日、中央教育審議会は、小学校教育における国語・算数・体育の授業時間数を増やす方針を決定した。.......... ≪続きを読む≫


政府は詰め込み教育の弊害を打破しようと、数年前からゆとり教育を打ち出しました


その代わりに総合学習としての時間が設けられました



元々日本が世界で数学オリンピックなどをしても何時も上位グループに一途付けられていましたが、


昨今計算力の低下、国語力の低下という自体が発生致しました


小学校で習う教科は将来の学問の礎であると考えられます



体育なども、ただ、勉強さえしていれば良いか?


と言うものでもなく、


心身が健全に成長して初めて生きた知識となると思われます



英語教育については、早期授業導入については、賛否両論が飛び交わされていましたが、


ここに来て導入が義務ずけられました



私も英語は大好きな教科でしたが、


スタートは中学一年のABC This is a pen.


からだった記憶があります


早期に英語に慣れ親しむという考えにはあえて、反論は致しませんが、


スタートダッシュが早くて、途中で息切れしないか心配です


中学英語はそつなくこなしても、高校の高学年になると、だんだんと差が開き、大学受験期にもなれば、


大きく水を開けられてしまう生徒さんもお見えだと思います



ただ、我我の時代は文法主義で、長文読解力は訓練でなんとでもなりましたが、


生きた英語


即ち、会話はあまり重要視されませんでした



今の歯科医師の道を選ばなければ英語で生計を立てようとしていた、当時の自分を振り返るに


英語にフィニッシュは無く、ある一定のレベルになっても


正に継続していかないと、後戻り現象がはなはだしい学問であると認識しています



マラソンでいえば、ラスト5キロの最高に苦しい坂をいかに諦めずに、粘り強く走れるかだと思います


早期の授業では、余り細かい文法事項などはさて置き、


英語の楽しさ


英語に親しむ


を主体にお願いしたいと思います



わたしも、読めても余り聞き取れない、話せない自分を鑑みるに、


両者併用療法が良いのでは。。。


 ただゆとり教育で円周率は3にするとおっしゃいながら、


今度は元に戻す


確かに何事もやってみて初めて解るので、ここでは非難は致しませんが、


現場の職員さんも政府の見解が余りにも身軽に思いつきで要綱がころころ変わられてはたまりませんね



諸先生がた、本当にご苦労様でございます


  http://www.mizutani9620.com 水谷歯科医院