大人気の霊能者なおこシリーズ

 

早くも5ファイル目に突入!!

 

 

 

私が、鍼灸の主張施術をしていた

 

20代の頃のお話になります

 

 

 

 

出張での施術をご希望されるくらいなので

 

裕福なご家庭に伺うことが多かったですが

 

その中でも、群を抜いて大きな

 

まるで旅館のような豪邸がありました

 

林さん(仮名80歳)のお家です

 

 

 

 

林さんのご自宅には

 

なんと、人工透析室があり

 

2日に一度、大学病院から医師が

 

出張で透析に来られていました

 

 

 

 

 

私が鍼灸をしていたのは

 

透析を受けておられる林さんではなく

 

その奥様(77歳)と

 

近くに嫁がれている、林さんの娘さん

 

高木さん(52歳)のお2人でした

 

 

 

 

林さんのお宅に初めて伺った日は

 

驚いたことが幾つもありました

 

 

 

 

まず、玄関が広すぎて

 

どこに靴を脱いで上がれば良いのか

 

わからない上に、

 

年配の怖そうなお手伝いさんがおられて

 

私を値踏みするように、じーっと見ているので、

 

自分の礼儀作法や、安っぽい服装に

 

自信がなかった私は

 

できるだけ目立たないように下を向いて歩き

 

靴も玄関の1番端の方に、そっと脱ぎました

 

 

 

 

 

 

 

玄関まで出迎えてくださった

 

初めてお会いする、林さんと高木さんの

 

母娘がお美しくて、思わず

 

 

「お綺麗で、モデルさんみたいですね!」

 

 

と言ったのを、お手伝いさんに

 

 

「奥様とお嬢様は、職業婦人ではありません!」

 

 

とたしなめられ、

 

一瞬何を言われているのか分からず

 

間を置いた後に

 

 

「すみませんでした」

 

 

と頭を下げましたが

 

お手伝いさんは、この子大丈夫かしら?

 

と言うような、不安そうな顔で私を見ていました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

林さんは、長い廊下を先に立って歩きながら

 

私を振り返り、

 

 

「先生、申し訳ないのですが

 

1番狭い部屋しか空いていなくて。。。

 

こんなところで、していただけるでしょうか?」

 

 

と、襖を開けてくれました

 

 

 

 

 

部屋をのぞいて見ると、

 

8畳ほどの部屋だったので、驚きながら

 

「ここですか?充分の広さです」

 

とお返事すると、林さんは安堵した表情で

 

良かったわ!すぐお布団の用意しますね」

 

と、お手伝いさんに指示を出されました

 

 


 

 

 

 

 

 

 

私の家では8畳間は広いけどな。。。

 

とカルチャーショックを受けながら

 

私も鍼灸の用意をして、

 

問診票を書いていただき

 

お一人1時間ずつ、

 

ゆっくりと施術をさせていただきました

 

 

 

 

 

初日にわかったことは

 

お二人とも、どこも悪くないけれど

 

気持ちよさそうだから鍼灸をしたいということ

 

 

 

 

どこも悪くないという根拠は

 

年に一度、簡単な検査を病院で受けていて

 

何も言われていないからだということでした

 

 

 

 

 

私が気になったのは

 

高木さんのお身体が、

 

触れたときに、どこも冷えて冷たく

 

血流が悪そうだったことと

 

眼の反射区に反応が強く

 

眼が疲れていそうだったことでした

 

 

 

 

 

施術後、気になったことを

 

高木さんにお伝えすると

 

あまり興味なさそうに

 

「ふぅん」

 

と言っただけで、

 

 

 

「それより!美味しいお菓子があるから

 

お茶飲んで帰ってくださいね!」

 

 

 

と、お茶とお茶菓子をいただき、

 

そのお茶菓子も、見たことがないほど

 

凝った練り菓子で、金箔がかかっていて

 

行儀よく食べるのに緊張したのを覚えています

 

 

 

写真は全てイメージです

 

 

 

 

 

帰り際に、お手洗いをお借りすると

 

個室に、すごくキラキラした砂時計があり、

 

なんてキレイなんだろう!!

 

と思って見ていました

 

これは、後で伺うと砂時計の砂が

 

ダイヤモンドだということでした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

駅前のご自宅まで帰られるという

 

高木さんのベンツで

 

駅まで送っていただき

 

家に帰る電車の中で思うことは

 

 

 

 

貧富の差

とか格差社会とかw

 

 

 

 

お金持ちのお家には

 

見たことのないものが

 

たくさんあるんだなぁ〜

 

ということでした

 

 

 

 

ですが、この後

 

林さんのお家に伺うたびに

 

見たことのないもの

 

怪奇現象のようなものを

 

たくさん目撃することになろうとは

 

この時の私は

 

まだ知る由もなかったのです

 

 

 

 

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