イギリスで今、労働党が総選挙を前に掲げた増税案に私立の授業料へのVATの課税というのがあって、どうその税金を回避するかといった議論が白熱中である!
理由は
7月4日の総選挙で労働党が今、大勝しそうな勢いになっていて、本当に労働党が政権を取ってしまったら私立の学校に子供を通わせている家庭へは学費に20%ものVATが課されかねないことになる。
年間18,000ポンドくらいが小中学校の学費平均なんだが、ここに20%の税金が課されることになる。
つまり
毎年、3,600ポンドの税金を学校を卒業するまで支払うことになる!
今、白熱中の話題は、学費の全額前払い!!!
どれくらいの話をしているかと言うと
最大で12年間もこの税金を負担することになる。
それも税率が変わらないという仮定での話で!
12x3600
計43,200ポンド
これだけの税金を払うという計算!
もちろん、そのための授業料総額は216,000ポンドと中途半端ない金額にもなる。
税込で試算すると
259,200ポンド(約5184万円)
そして、学費が上がればVATでの課税額も上がってしまう。
これに、もし子供が大学へ進めば
さらに3年間分の学費が乗って来る!
恐ろしい。。。
そこで白熱する議論は
授業料をVATが課される前に全額納付してしまおう!ってことらしい。。。
一度にそれだけ払えるなんて凄すぎる・・・・
そもそも私立に子供を通わせられるのはお金持ちだけなのは確か。
しかし、懐はギリギリで通わせている父兄も一定数おり、この増税案は結構、インパクトを持って懸念されている。
そもそも学費に課税するとかやっぱりどこか理解できない。
今度取り上げるけれど、
イギリスの公立の学校もどこも空きがなく、今から新しく生徒を入れる余裕がある学校はイギリスにはそんなにあるわけじゃない。
ただ、この授業料全額前払いへはこのVAT課税が決まると、法的問題が指摘されるかもしれないらしい。
でも、授業総額として5000万円も支払える人ってどんな生活しているのだろう???
興味深い🤔