香港の不動産がヤバいことになって来ました。。。
香港政府は見え張って香港経済は大丈夫!全然問題ないとか言って来ましたが、数字は嘘をつきません。
最新のニュースで
香港一の商業地の一つ、銅鑼灣の商業地の賃貸価格が中途半端ないレベルにまで値下げされて来ました。
この20年くらいの間に香港へ一度でも行ったことがある人は確実に一度は行ったことがある銅鑼灣、そんな場所の一等地ですら借り手がつかないくらいやばいです。。。
場所は
利園山街23−25の物件
ここは少し前まで世界的な著名WatchであるLonginesが借りていました!
場所がはっきりわからない場合は、真ん前がAppleが入っているHysan Place(希慎廣場)だと言えばわかるだろうか。
今回の驚きな家賃は、値下げ幅が以前の借主(Longines)が払っていた家賃からナント94%引き。。。
現在の借主は
手機仔(Mobile Son)というお店!
さて、
Longinesが払っていた家賃は230万HKD(4,600万円)/月でした。
ちなみにLonginesの前は化粧品を扱っていた卓悦(Bonjour)です。お店に立ち寄ったことがある人もいるかも!笑
卓悦が借りていた当時の家賃は58万HKD(1,160万円)/月でした。
しかし、
2月に貸出に出ていた当時の家賃は20万HKD(400万円)/月でしたが、全く借り手がつかず更なる値下げをせざる得なかったようです。
この時点で91%を超える家賃の値下げを行なっているのですが、それでも高いして誰も借り手が見つからない。🥲
今回、手機仔(Mobile Son)が借り上げた訳ですが、ナント、家賃は12万8,000HKD(256万円)/月!
家賃の値下げ率は、94.4%を越えてしまいました‼️
このエリア、香港の超大手不動産開発業者である新鴻基が買い占め、Hysan Place(希慎廣場)に対抗する商業ビルを建設するつもりだったのですが、ここまで家賃が下がってしまい、不動産価値暴落に伴い、開発も転売もできず、かなりやばいことになっているって指摘されています。
転売しても相当の値下げをしないと買い手はつかず、売るにしても相当な損失覚悟でやる他なさそう。
不動産がヤバくなると今度、懸念されるのかお金の貸し手!
そう金融機関です。
今後、かなり香港の金融機関のバランスシートが傷つき、もしかして経営がやばい?!なんてニュースが流れ出すかもしれません。
先ずは香港の不動産市場は中国よりもやばいかも?!って話も出始めたので、留意しておくべきですね!