とても残念なことが報道されていました。
イギリスのメジャーメディア各社の他、アメリカ、香港の主要紙でも報道されていました。
「英國安法控3男」
「香港の情報機関を手助けか、ロンドン警視庁が男3人を起訴…民主活動家をスパイした疑いも」
3名の内、2人が香港人で、1名がローカルのイギリス人っぽいです。
BNO Visaスキームが始まった当初から可能性という意味でいろいろと言われていましたが、香港人のイギリス移住では犯罪歴がなければ殆ど無条件で同ビザが取得できます。
犯罪歴があっても内容がイギリスにとって大した事がないと判断されれば同ビザ取得に大きな影響はありませんが、警察が発行する書類の提出が求められます。
さて、今回、起訴された香港人2名、1人はナント在英香港経済貿易代表部の人間でした。
さらにもう1人は、元香港の警察の人間でした。
ここ最近、イギリスのあちこちでスパイ活動を疑われた香港人らが捜査されているそうです。
今後、BNO Visaでイギリスに移住してきた香港人が中国/香港から支援を受けスパイ活動をしているかもしれないみたいな事が次々明るみに出るような事があれば、同ビザスキームそのものへなんらかの影響が出ないか懸念されます。
ほぼ大半がなんの関係もない一般香港人がイギリスへ移住してきていますが、元々政府支持派と反政府支持派で分かれていたので、多くの反政府支持派は支持派のイギリス移住を反対、懸念をしていました。
結果としては、イギリスはそのまま申請者を受け入れる方向で動いたことで今のこの状況が生まれています。
しかし、当時のことを思うと、イギリスの迅速な動きは賞賛に値するものと思うので、問題が起きたら事後処理をすれば良いと当時考えたのかもしれません。
そして今、それが表面化したのかもしれません。
起訴された元警察官ですが、Chat Groupを「 小佢巡邏員」と名で作成しており、そこにイギリスでの香港人らの活動を監視、スパイしていたとみられています。
パパのところはほんの少しの香港人の友人ら以外、殆ど交流を持たないできているので変な輩と交流することはなかったですが、やっぱり同郷人らが1番怖いですね。
これは香港人に限った話ではなく、日本人社会も噂話や足の引っ張り合いはやっぱりあるでしょうから、あまり交友関係は広げない方がいいってことかもしれませんね。