4400万円を上回る借金を背負ってまで大学で学ぶ意味ってなんだろう?!
今、イギリスで最も学生ローンを抱えた生徒のローン総額が23万ポンドに達し、ちょっと話題になっている。
£231,384.24
ものすごい借金。。。
家を買ったわけでもないのにこの巨額な借金。
もちろんこの人のケースは稀なケースなのかもしれないけれど、大学で学ぶための授業料とその間の生活費のためにこれほどの額の借金を背負うってのは理解し難いレベルです。
イギリスの大学は
殆どが
授業料は年間9250ポンドです。
3年間なので27,750ポンドが授業料総額になります。
ここに
3年間の生活費が乗ってきて、当然、その生活費もローンしてしまうと2倍くらいのローンが卒業時に背負った状態で社会に出ていく計算になります。
そして、最も恐ろしいのが当たり前ではありますが、ローンに対し、金利がかかります。。。
低金利時代なら何とかなるかもって考えていた人が多かったと思いますが、今はコロナ後の高金利時代。
あっという間に借金は金利負担で2倍に膨らんでしまいます。
イギリスには学生ローンは一定の所得を得始めた後に少しづつ返済していけば良いのですが、金利が上がってしまうと一生かけても払えなくなりかねません。
結局、払えず、というか払い始めることなく免債となる人も相当数います。
学生ローンの出世払いシステムは良いかなって思う反面、政府は学生を一生借金の奴隷にして彼らから莫大な金利収入を得ようとしているとも考えられ、学生ローンへの金利は取らないとか、金利上限を敷くとか何かしないと大学を目指す子供達は大学進学を諦めたり、より学費が安く、物価が安いスコットランドやアイルランドといった国へ行ってしまうのでは?っと思います。
親としては大学を出た時点ではクリーンな状態でできるだけいて欲しいと思う。