今週末は一気に真冬に逆戻りです。
今朝は車のガラスが凍っていました。。。🥶
週末に向けて徐々に気温が低くなっていっていましたが、今日からは0度近くまで下がり、朝起きると周辺は霧に包まれ、車は凍っていました。笑
今年のロンドンの寒い冬はこれで終わりでしょうか?!
さて、この間、スペイン料理を食べているとき、以前の仕事について話題が飛び、一昨年にパパが身を置いていたサイバーセキュリティー業界の話になりました。
あの時はまだイスラエルは平和で、自由にあちこち電車で移動も楽チンでした。
当時、パパは会社の指示を受け、サイバーセキュリティー業界での買収候補先、もしくは新技術を持った先を探し事業提携できそうな先を開拓するというミッションを持ってイスラエルを訪問しました。
冒頭のタイトル通り、よくよく調べてみると、この2年で訪問した先のうちの2社が膨大な金額でM&Aされていました。
あの時、パパは13社だったか15社近くを訪問しました。
この業界は国家レベルの話もあり、なかなか入り込むことが難しいのですが、運良くパパはイスラエルでのインフルエンサーみたいな大物に接触することが叶い、人脈を超短期で拡げる事に成功しました。
話を戻しますが、2社が業界の超大手に買収されていました。
1社は今年の1月に買収されています。
もしパパが出張した時に会社が彼らに買収や資本提携など色々と本気で考えてくれていたら会社はべらぼうな利益を挙げていたと思います。
残念ながら、出張後、社長報告をした時に訪問先全てを却下されました。。。
技術顧問とか言う人がいたのですが、彼がやたらとマウントをとってきてそんな技術、日本でもあるし、できる云々とか社長に耳打ちしてせっかくのチャンスを潰しました。
例え技術があっても商品化や実用化ができなければないのも一緒です。
日本企業がなぜダメなのかはっきりしっかりあれで理解しました。
ちなみにパパは社長直下で雇われていたのですが、社長はパパよりも彼の意見を優先させてました。
もしあの時、本当にあの会社に投資していれば、30倍以上のリターンがあったのに!
それもたったの2年ででの話。
センスのない人たちと話したり、一緒にやるのは大変です。(面倒です)
パパがあの時開拓した企業群はまだまだ国家レベルの技術を持った先がゴロゴロしているので、もうかなり企業価値は上がってしまっているでしょうが、買収や投資先としてのチャンスはまだあるかもしれません。
ただ、全ては匂いを嗅ぎ分けられる人、センスのある人、そして決断できる人がいないとこうした話は進みません。
今、企業や人材のグローバル化がまた取り上げられていますが、そもそもそれをコントロールできる人材を社内に持っていない企業ばかりでチャンスは次々どこかへ流れていっています。
勿体無い!
円安で企業収益が海外依存(外貨依存)になっている現実を踏まえ、海外で活躍できる人材を確保、育成させる必要が過去にないくらい必要になっていると思います。