人口減と東京vs地方 | 長井 伸樹の日記「伸びる樹木が如く」

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『グっとくる.コニュニケーションを!』
周年記念事業プロデューサー 長井 伸樹の個人ブログ!

人口減と東京vs地方

本日は次期札幌市長選立候補を目指す
本閒奈々さんの政経セミナー。

元総務大臣で岩手県知事でもあった
増田寛也氏の講演も聞くことができました。


増田氏の、
実にスマートな話し方は、聞いていて心地良かったです。


まずは、少子化問題。

天気予報もあたらない

地震予測も難しい

経済予測もあたらない


でも、人口予測はかなりの精度で当たるのだそうです。

それによると

30年々後の人口はどうなっているか?
2010年の人口と比較して

北海道で、74%

悪い地域で60%台。

北海道の出生率は1.4%

人口の維持には2,1%の出生率が必要と言うから
現在の出生率は絶望的な数字だそう。

仮に30年後出生率が2,1%に上がったとしても
人口が増えるのはさらに90年後になるとか・・・

日本は過去に3度、東京に人口が流入している時期があるそう。

ひとつ:高度成長期
ひとつ:バブル期
ひとつ:2000年台からダラダラと

ですから、東京の人口が増えるという予測はそうなのです。

人口が密集する世界の大都市

シンガポール、香港、そして東京

概してこうした大都市の出生率は非常に低いのだそう。

子育てには適さないからでしょうか?


と言うことは、

絶望的な出生率
更には東京への人口流入
それによる更に下がるであろう、出生率


更に更に

現在子供産んでいる女性の95%は20~30代だそう。

ところが、第二次ベビーブームで生まれた最後の世代が
今39歳を迎えており・・・

つまり、子を産む世代が一気に減る・・・


こうした事実から判断すると、
非常に悲観的な将来の日本です。



北海道単体で見てみると
GDPで19~20兆

これは世界でも決して小さくはないという。

また、経済を考えたとき

一次産業+α の成功例は多い

例えば、フランスやイタリアのワインやチーズがそれにあたる。


本州への若者流出に歯止めを掛けて、

農産物の加工品を世界に輸出する・・・


大きな可能性を見いだすこともできると

励ましのお言葉・・


さあ、ど~する 俺たち 北海道!!