期待いっぱいのタイトルですが、本日櫻井さんのセミナーを聴講して参りました。
札幌西倫理法人会の設立5周年記念にイベントです。

さて、講演冒頭、少しの談笑のあと、いきなりきたぞ!
「今の日本を語るとき、菅直人の話は避けられませんね・・」と
きっぱりと、菅直人首相の批判ではなく否定をしていました。
ですが、それは政治家のようなヒステリックな批判ではありません。
そのベースにあるのは日本という国を心底想う愛国心。
そして、卓越した情報量から導き出された論理的な観点からの「批判」。
エネルギー問題、外交問題、教育問題、憲法論など、実に多角的な
講演でした。
全く仰るとおりと、会場にいた1000人の聴講者は、
だれもがそう感じたのではないでしょうか?
では個人的な感想です。
東日本大震災という未曾有の災害を受け、
更に追い打ちをかけた原発事故。
多くの識者は、
日本は戦後の敗戦という最大の苦難をも克服してきた。
今回も確かに大災害には違いないが、我ら日本人なら必ず乗り越えられる。
斯様なご意見ではないでしょうか?
無論私もそう信じています。
櫻井さんは、こう仰いました。
日本は今過去最大の危機を迎えている。
なぜなら、先の敗戦当時と比べて
日本人の人間力が落ちているから・・・
耳の痛いご指摘ですが、
残念ながら、反論できる人は少ないでしょう。
お名前を失念してしまいましたが、
あるお方のお話しです。
国民一人一人が、幸せになる努力をして
幸せになれば、この国から不幸せな人がいなくなる。
1社1社の企業がみんな儲かれば、不景気はなくなる。
国に対して、どの様に貢献出来るか・・
地域に対して、どの様に貢献できるか・・・・
こういう思いはあるのですが、具体的な貢献を実践することは
難しいです。
ですが、自分の足もとを見つめ、
自分の幸せと、会社の繁栄をしっかり掴み取れば
その輪が、社員やその家族へと広がります。
今日の講演ではそんな想いを抱かせてくれました。
それにしても、櫻井さんは熱いお人です。
ありがとうございました。