背水之陣
午後2時起床。俺は寝ぼけながら便所に向かった。
すると小便をしようとしたまさにその時、一匹の蚊が股間付近を飛翔していた。
そう、奴との闘いはここから始まったのである…。
寝ぼけていたからか焦った俺は、軌道を逸らし、危うく的を外して便器外へ誤射するところだった。
いくら血を吸うのが雌だけだからと言っても、蚊のような奴に股間のそれを吸われても全く嬉しくはないのである。
まあ、雄か雌かなんてわからないわけだが。
俺が軌道修正を終えると、次に奴は一気に急上昇し、まるで挑発するかのように俺の顔面の前を飛び回った。
一気に急上昇してきたので焦った俺は、またもや軌道を大きく逸らし、この時点で少し誤射した。
寝起きということもあり、徐々に怒りのボルテージがアップしてきた。
敵は目の前、完全に俺の攻撃範囲に奴はいる、これ以上に良い間合いは無い…!
が、今両手で奴を仕留めるとなると、その反動で次は少しの誤射どころではなくなる可能性がある。
そして片手では撃破できる確率がかなり低い…。
俺は耐えるしかなかった、万全の攻撃体勢が整うまでの間。
朝の小便は長い。小便が流れているのは確かだが、時が流れているのかどうか疑問に感じられる。
そしてついに体勢が整った。多少の残尿感はやむを得なかった。
俺は両手で渾身の一撃を奴に放った。解放された俺にとっては楽勝の相手だった。
掌に残った死骸をトイレットペーパーで拭き取り、誤射した部分も綺麗に拭き取った。
激闘を制した俺は清々しい顔でリビングへと向かった。
しかし、なんと、そのリビングに、もう一匹蚊がいたのである…。
俺達の戦いはこれからだッ!!!
第一章~完~
すると小便をしようとしたまさにその時、一匹の蚊が股間付近を飛翔していた。
そう、奴との闘いはここから始まったのである…。
寝ぼけていたからか焦った俺は、軌道を逸らし、危うく的を外して便器外へ誤射するところだった。
いくら血を吸うのが雌だけだからと言っても、蚊のような奴に股間のそれを吸われても全く嬉しくはないのである。
まあ、雄か雌かなんてわからないわけだが。
俺が軌道修正を終えると、次に奴は一気に急上昇し、まるで挑発するかのように俺の顔面の前を飛び回った。
一気に急上昇してきたので焦った俺は、またもや軌道を大きく逸らし、この時点で少し誤射した。
寝起きということもあり、徐々に怒りのボルテージがアップしてきた。
敵は目の前、完全に俺の攻撃範囲に奴はいる、これ以上に良い間合いは無い…!
が、今両手で奴を仕留めるとなると、その反動で次は少しの誤射どころではなくなる可能性がある。
そして片手では撃破できる確率がかなり低い…。
俺は耐えるしかなかった、万全の攻撃体勢が整うまでの間。
朝の小便は長い。小便が流れているのは確かだが、時が流れているのかどうか疑問に感じられる。
そしてついに体勢が整った。多少の残尿感はやむを得なかった。
俺は両手で渾身の一撃を奴に放った。解放された俺にとっては楽勝の相手だった。
掌に残った死骸をトイレットペーパーで拭き取り、誤射した部分も綺麗に拭き取った。
激闘を制した俺は清々しい顔でリビングへと向かった。
しかし、なんと、そのリビングに、もう一匹蚊がいたのである…。
俺達の戦いはこれからだッ!!!
第一章~完~