これまた
大本命の
名曲えほんです。
What a Wonderful World
有名すぎて、もはや
説明不要といったところでしょうか。
サッチモによる
この歌のレコーディングは
1967年だそうです。
今なお心を打つ
本当に本物の名曲です。
名曲は世代を超える。
あたり前のことではありますが。
優れた音楽を次世代に手渡してゆく
それがアメリカ人はとても上手。
学ぶところも多いように感じます。
子どもの発達に寄り添った
子どもをはじめからターゲットにした
歌もそれはそれで意味があるのですが、
無理に子どものためにと
分けて考えるのではなく、
自分の感動したものを
子どもと共有するということ。
「子どもに詳しい」
大人ではなくても、
誰でも出来ることのはずです。
私が音楽に結び付けて
英語を語ることが多いのは
音楽も英語も
人と人をつなぎ、
世代を超えるという
人間ならではの営みだから。
上手な演奏を聴くのも
もちろんよいものですが
親しい人の声で歌を聴くのは
特別に楽しいもの。
お子さまが一番信頼している
あなたの声だからこそ
届くものがあります。
この絵本。
絶対に
忘れ去られてしまうことのない
本物の輝きを愛してやまない
本物の大人にこそ
ふさわしい絵本だと思います。
What A Wonderful World
ISBN 978-1-62779-254-7