
米国企業のエグゼクティブになった日本人の方の英語勉強法など、大人の英語のための本が相変わらず売れているようですが。
アメリカに住んで仕事をするということは、仕事の内容にもよりますが、英語を筋トレにたとえるならMAX,オリンピック強化選手クラスのお話し。会議やプレゼンなどで特に大切な日の前は英語でシミュレーションをしている夢をみる、というようなプレッシャーのなかでのこと。
その人の勉強法が、日本に居て普段日本語の業務が大半の日本人にそのまま応用できるかと言うと、全く無駄とは言えなくても、「ワタシニモ デキマシタ。」となるのは本を買い求めた方のうちの残念ながら何割かにとどまるような気がします。
日本にいる日本人の弱点はアウトプットの部分。どんなに詰め込まれた知識も、実際の会話の時の5秒の間にひらめかなければそれは無いのと同じこと。
でも、外国人大好きでいつも英会話の相手を血眼になってでも探している、というのではない「普通の」日本人なら、英語で話す相手はごく限られた人になるのが一般的でしょう。
でもね。会話には相手が必要かもしれませんが。英語で過ごす時間を作るには、英語読み聞かせが一番。
だって、今日から始められるでしょ?
自分で声に出して話したことも無い表現が、土壇場ですらすらと口をついて出てくる人はめったにいません。
そしてあなたが、そのめったにいない特殊な才能をお持ちの方なら、英語くらいで困ることはないはず。
だけど「普通」な日本人のあなたには、まずは声に出して読む英語、英語読み聞かせが力になります。
英語には苦労した私だからこそ、自信を持っておススメしている方法です。