インフルエンザ。ただいま大流行中ですね。子どもが罹って次々に看病という大変なお話しや、職場でのお話しもききます。いつも迅速なお返事のある方が・・・?と確認すると、インフルエンザで病欠だったり。私ですら感じるのですから、あわただしい職場では本当に健康管理が大きな問題になることもあるかもしれません。
本当に大変だし、かからなければそれが一番良いのはもちろんのことですが。
ただ、これは私には「天の配材」と感じる場合があります。
ただでさえ頑張り屋さんな国民性の私たち日本人。時々雪に悩まされるほどの一年で一番厳しい季節に、電車はいつもどおりの定時運行。春先の爽やかな日や、うだる夏の暑さの中と同じスケジュールで生活していて、時々リセットする必要は無いのでしょうか?現役世代の元気な大人は大丈夫でも、だったらちいさいお子さんは?現実の生活の中では、大人のタイムスケジュールと子どものそれは、別々のものではありえません。
「おばあちゃんが遊びに来るから、一緒にディズニーランドへ。家族旅行の間は子どもたちは学校を休みます。」というパパママに、「楽しんできてね!」という教師の側で生活をしたことがある私には、年中無休営業にも見える日本の学校のすきのないスケジュールは、ちょっとキツキツに見えてしまうのは事実。
ひとたび家族がインフルエンザに罹ったら、平日に、熱のある子どもの看病と、小さい兄弟の面倒をみることもあるかも。仕事が気になる大人には、胃がいたくなるような切ないシチュエーションに思える場合もあるでしょう。
でも、看病してもらった一日は、子どもにとっては特別の一日。お姉ちゃんが風邪だもの、なんて、ドサクサで保育園のお休みをゲットする小さいお子さんにとっても、それは同じこと。
学校で過ごすだけじゃない、貴重な一日。そう思って、子どもと暮らす生活の「とある一日」を、愛おしんでいただきたいと思います。