ダウンタウン世代ではあるが、そんなに番組は観ていない | 闇を愛するアラフィフニート主婦の日常

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旦那と2010年生まれの息子と暮らしてます。
2013年にパート勤めを辞めて以来
「さして働かず、さして家事せず、さして子育てせず」をモットーに
不謹慎でネガティブな日々を送っています。

松ちゃんの騒動について、色んな記事を読んでるんですが

意外と、というか、当然と言うべきなのか

松ちゃんの関わってきた番組に、思い入れのある方が多いんだなぁと。

 

そこには両極な意見があって

松ちゃんを「お笑いの天才」と称する人と

その逆を言う人が居る。

 

おお~~そうなのか~~~と思いつつ

自分の場合の意見を探ると

 

・・・松ちゃんが天才かどうかを語れるほど、彼の番組をさして観てなかった

という事実に気付きましてw

 

ここ数日、ブログには色々と書いてはいるものの

それは、彼のテレビでの姿では無く、まして文春で語られてる姿でも無く

あくまで、SNSなどで彼自身が語る、プライベートな一面がお粗末すぎますよ、という話なだけです。

 

どっちかっつーと、プレバトとかジャンクスポーツとか

浜ちゃんの番組を観る機会の方が、まだ多い気がします。

 

2人でやってる番組は、ごっつとかガキ使とか、タイトルくらいは知ってるんですが

そういや観てた記憶がないですね・・・

 

とはいえ、松ちゃんのちょうど10歳下くらいの年齢層なわしは

明らかにダウンタウン世代と言って良いのですが

一体何をしていたのでしょうw

 

ちょうど彼らが売れ始めた「4時ですよ~だ」の辺りは

部活があって、4時の帰宅は間に合わずで

5時からの「ざまぁKANKAN」をメインで観てました。森脇さんがやってたヤツ。

あの頃の森脇さんは飛ぶ鳥落とす勢いで、番組も面白かったんですけどね。

 

確か4時からは、「夕焼けニャンニャン」もあったのかな?

すごく流行ってたぽかったので、部活が休みの時に初めて観ましたが

素人女子がキャーキャー言いながら、訳の分からないことをしてたような記憶しかなく

「楽しみにしてたのに、何やこの番組」と、まったく興味を失いましたw

とんねるずも出てたんでしょうか、彼らの芸風も好きじゃなかった。

 

そんな俺が、お笑い番組で一番観てたのは

ドリフとかひょうきん族を除けば、ウリナリの「やるならやらねば!」だったと思います。

ポケビ、ブラビが羽ばたき、ウッチャンの刑事シリーズとかもめちゃくちゃ面白かった。

彼らの笑いは人を傷付けないので、そういうところも潜在的に好きだったのかもしれません。

 

ダウンタウンで一番好きだったのは、「HEY!HEY!HEY!」ですかねー。

普通ならゲスト歌手を気遣い持ち上げる立場の司会が、ドッカンドッカン無礼を働き、しかしそれによって歌手達の素の顔が暴かれていく・・・

素の顔の後には、きちんと歌手の姿に戻って、歌を披露するというメリハリやバランスも良かったです。

 

「笑ってはいけない」は、旦那が好きで何度か観ましたが

大物ゲストが意外なことをする、っていう方向性以外では

好きなタイプの笑いではありませんでした。

 

あと、松ちゃんの番組に限って言うなら

「スベらない話」「IPPONグランプリ」の、いずれも初期は好きでした。

あー、この人こうやって、後輩たちが輝ける場を作っていく立場になったんだなぁと。

 

でも、上記番組たちも回を重ねると

何となく、松ちゃんを王様扱いするような雰囲気が、ほんのり見て取れて

ナイトスクープの局長就任あたりは、何かもう出来上がってましたねw

とはいえ、王様扱いしたりされたりは、双方の働きによってなされるものなので

松ちゃんだけに責任はないと思います。

 

今回の騒動、文春側の記事に事実も虚偽もあるかとは思いますが

「ホテルに女の子集めて飲み会してた」部分は事実のようなので

「そこできっと嫌な思いをさせてしまってたんでしょうね、すんませんでした!!」

と、記事のウソや矛盾も飲み込んで、一旦下手に出ておいたら

ここまで引きずることはなかったんだろうなと。

 

記事内容が事実かどうかよりも

その後の対処がすごぶる悪い

 

というのは、「お笑い」というお仕事の人には致命的ですよね。

スベってるってことですから。

 

で、これは俺の個人的な好みですが

「バラエティ番組」というのが、恐らく平成以降にバンバン生まれて

今や、テレビでお笑い芸人の顔を見ない日はなくなりました。

 

昔は、ちゃんとお笑いの番組でしか、お笑いの人を見れなかった気がするんですが

今ではニュース番組のコメンテーターとかにも、お笑いの人が2人3人と混ざってるのは珍しくありません。

 

別に悪いことではないでしょう。お笑いの人はきっと使いやすい。

周囲の空気を読んでくれるし、ええ感じで落としてくれるし、場は和むし。

 

でも、そういう使われ方をされてばかりいると

やっぱり、芸人さんも勘違いしてしまいますよね。自分の立ち位置を。

 

「お笑い芸人」というからには、芸を磨いて欲しいし、舞台とかコントとか漫才とか、少なくともそっちをメインで活動して欲しいなって思うんですよな。

ほぼ漫才とかもせず、バラエティのひな壇を賑わしてるだけでは、芸人ではなくて芸能人・タレントではないのですか。

 

もちろん、お笑いをきっかけに芸能界入りして、他の才能が花開いて、別の道を選ぶのはアリだとは思うんですが

どっか自分を、タレントとかアーティストと勘違いしたら、もうそれはお笑い芸人ではないと思います。

 

お笑い芸人を下に見てるんではなく

そういう自分の律し方が、特に必要な分野だと思うんです。笑いというのは。

 

人を笑わせる立場の人が、カッコつけてスカしてたら、笑えなくないですか?w

自分の負の部分をどこまでも掘り下げて、色んなものと対峙する。誰よりもそういう作業が必要になる。

「人間」を笑わせるんですからね、闇や汚い部分を相当見つめないとダメなんだと思います。

 

だから、カッコつけたりスカしたり

まして、保身になど走ろうものなら

その時点で、「人間を笑わせる」という作業から、その人は降りてるんじゃないでしょうか。

 

そしてそんな人は、松ちゃんに限らずゴロゴロ居てるんでしょう。

これを機に、こういうグズグズな部分が一掃されるのなら

松ちゃんの果たしたカッコつけにも意味があるのかもしれん。

でもテレビはあまり観ないよw 興味ないからw