もうお舞台終わって1カ月以上経っちまったwwww
いつまでも終わる気配のない、お舞台振り返り
あと数人で終了ですので、お付き合いいただければ!
今回は、ギターボーカルをしてくださった、直樹さんです。
色男やろ!!!
座敷童のように写り込む、照明の金村さんが相変わらずナイスwww
金村さんはこちら
お舞台振り返り~照明・金村さん(神出鬼没な妖精) | 闇を愛するアラフィフニート主婦の日常 (ameblo.jp)
真理恵とマリエのダブルキャストだった今回の舞台なので
直樹さんをご紹介するとしたら、タイトルのように「第三の主役」という言い方が適切ではあるかと思いますが
「第一の主役」と言っても過言ではないかもしれない。
なぜなら彼は「直樹がコケたら、全部コケるから」と
演出さんのお墨付きをいただいてたからだw
そのお達し通り、単に「ギターボーカル」と称すには
あまりにも重責が多かったであろう、今回のお舞台。
彼の役割は、それはそれはすさまじいものがあった。
ゆえに、彼のご紹介は
それなりの気合いが入るだろうと思い
長々、手を付けられないでいた^^;
プロフィール的には、このようなお方。
Naoki(@naoki.world) | Instagram
もともとですな
心斎橋の小さなバーのようなところで
弾き語りをなさっていたようなのですね。
(俺が見に行ったことないので、曖昧ですみません)
そこに何度か通っていた、お舞台演出の川島さんが
今回のお話を持ちかけたと。
えーと、川島さんの話を聞いたとき
脚本書いたはずの俺も、意味分かりませんでした。
お舞台のBGMにギターの生演奏??
しかも全部オリジナルソングで???
ぜんっっっぜんイメージできねぇwwwwwww
でもアレかな? アコギなわけやし、それっぽい良き雰囲気のアルペとかストロークを
シーンに合わせて、メジャーマイナー適当に変えて、ジャラジャラ鳴らしとけばいいって感じ??
いちよーバンドやってて音楽歴それなりにある俺の脳でも
この程度の想像しかできませんでした。
おこがましいですが、直樹さんも
初期の段階ではそんなもんだったんじゃないでしょうか。
だがしかし、駄菓子菓子。
川島さんの要求は、全然そんなんじゃなかったwww
全然そんなんじゃないんだけど、川島さんがご自分で言ってたんだが
ギターをやらはる方ではないので、イメージを伝えるにも、テクニック的な単語が及ばんくて
なのに要求レベルは高くて、まーぶつかるぶつかる、直樹さん煮える煮えるwww
ぶつかって煮えてる現場を見たわけではないですが
のちのちフワッと漏れ聞いたので、お二人の打ち合わせとか役者さん入れてのお稽古とかも
たとえ表に出さなかったとしても、バチバチ感が根底に流れてたのではと思いますw
で、で、で、で
ほぼお舞台が完成に近くなって、通し稽古を見てから
俺は初めて、演出・川島さんがやりたかったことが、分かった気がしました。
言うなれば、BGMなんかじゃない。サントラなんですよ。
このお舞台の、サウンドトラックを、川島さんと直樹さんは作ってはったのです。
それはまるで映画のような贅沢さです。
直樹さんの歌やギターは、場面ごとに全部違います。
「この場面でこの曲を入れる」というのが、明確に決まっていて
それは、お舞台の脚本からインスパイアしてくださった、歌詞がちゃんとついてる歌だったり
その歌を、時には真理恵とマリエと直樹さんの、3人でハモったり
オープニングの一発目に歌った曲が、エンディングと対になっていたり
ギターストロークのみの場面では、大層エモいコード進行の曲を、役者さんの語りに合わせて弾きこなし
ハミングを乗せたり
ギターのボディを叩いて心臓の鼓動音と合わせたり
ピッキングハーモニクスの一音が心電図の音とリンクしてたり
なんじゃこりゃ!!!な、表現力のオンパレード(;´Д`)(;´Д`)
しかもしかもですな
場面転換の頭のセリフ、要はナレーション的な言葉なんですけど
それも全部、直樹さんが言うってゆーwwwwwww
あれこれすぎて責任重すぎるやろゲラゲラwww(笑うしかねぇw)
その全部をだな、こんな高いスツールに座って
90分間、出ずっぱりのまま行うわけです。
腰がピキピキなりそうです(;´Д`)(;´Д`)
譜面台に置くのは、楽譜ではありません。台本ですw
場面を追いながらめくっては行くものの、弾いてる最中は自力でめくれませんww
こんだけの、BGMの域をはるかに超えた出演なのですから
彼の台本がこんな風になるのも分かるでしょう?
付箋だらけ!!!!(;´Д`)(;´Д`)
まるで役者の台本のよう・・・
「自信を持って!!」の文字に、なんだか俺まで励まされます(;´Д`)
本番を迎えるまでに俺は、お稽古の段階で
直樹さんの声にパワーがありすぎて、お舞台でバランス取れるのか・・・という危惧を抱いていたのですが
その辺のバランスは、音響・だっちさんの神業で、なんなくクリアできてました。
だっちさんはこちら
お舞台振り返り~音響・だっちさん(クセ強ムードメーカー) | 闇を愛するアラフィフニート主婦の日常 (ameblo.jp)
そして本番の直樹さんは、見事にすべてのシーンを、美しく彩ってくれました。
直樹さんのお声は、場を支配するくらいの存在感があり、とてもパワフルなんですが
優しくて、温かくて、言うなれば女性的。でも決して細くはない。
あの古民家のシチュと、2人の女性役者さんに、大層溶け合う周波数でした!
そんな直樹さん、ステージ上ではセリフと歌以外は発さず、MCをするでもなく
ギターも弾く以外では、役者さんの邪魔にならぬよう、物音を立てずに不動でなければならない。
普段弾き語りのステージがライフワークの直樹さんにとって
どれほど勝手が違って、大変だったことでしょうか(;´Д`)
俺が「こりゃ大変だ!」と一番思ったのが、エンディングの歌です。
エンディングは、舞台全体を通して、一番直樹さんの歌う時間が長いし、また高らかに歌い上げる部分もあります。
普通の音楽ライブなら、なんてことないんでしょうけど
上記のように、役者さんの邪魔をせず、舞台に溶け込み、出るところは出て、という動作を繰り返すというのは
喉のウォーミングアップ的には、決して万全ではないのです。
その状態で90分間耐え抜き、最後高らかに歌うのですwww どんだけ苦行wwww
座るのも、こんな楽な感じの椅子じゃないしなぁ。
苦行が続いたので、笑顔の写真も貼っておこう。
ギターボーカルなのに、決してしゃしゃり出るキャラじゃない直樹さんは
観に来てくれたママ友の間では、ガクトと名高い、クールな印象の方なのですが
クールさに反比例するように、内面には大層ホットなものを抱えてはります。
全公演終了後、行ったミーティングでは
アーティストらしい独特の表現で、今回のお舞台で良き循環を得れた、という感じのことを語ってくれてはりました。
それは、一緒にできたメンバーに、自分を出して関わっていけたからだ、とも。
直樹さんの音楽のパワーを、わしは公演後に、もっと思い知ることになります。
音楽が頭から離れない!!!
ついつい歌って思い出しちゃう!!!www
あた~~~しが~~はじ~~めて~~~♪
と、俺が歌ってたら
舞台を回顧しているのね・・・と、そっとしておいてくださいw
歌えば場面が蘇る。すぐに連れて行かれる。
そんな相乗効果が得られるのは、BGMではなくサウンドトラックだったからに他ならない。
いちアーティストとしての直樹さんも、今後拝見したいと思ってはいるのですが
見るたび舞台を思い出し、さらには「この人に音楽依頼してたってスゴ・・・!!」と
身に余る光栄な余韻に、今後も浸れるんだろうなという予感しかない。
真理恵とマリエを愛してくれて、素敵な曲をたくさん作ってくれて、本当にありがとうございます。