れもん、と言えば | 闇を愛するアラフィフニート主婦の日常

闇を愛するアラフィフニート主婦の日常

旦那と2010年生まれの息子と暮らしてます。
2013年にパート勤めを辞めて以来
「さして働かず、さして家事せず、さして子育てせず」をモットーに
不謹慎でネガティブな日々を送っています。

 

 

まーコレですよね。

 

間違っても、コレではないよなwww

 

 

80年代ロリアニメの金字塔www

 

えとー

コレを読んだんですよ。

 

 

マリメッコか!!!www

 

え、今?!

て自分でも思う(;´Д`)

 

何となく借りたくなったんですよね~~~

 

以前に読んだ気もするんですけど

「檸檬を爆弾に見立てる」ていう、大事なところのくだりを、全然覚えて無くてww

 

そしたらめっちゃ短編でびっくり!!!!!

え、コレ、3000字くらいしかないんじゃないの?!?!

 

俺のブログがたぶん、毎回1000字くらいあるから

3本分だよwww なんというクオリティの違い(;´Д`)(;´Д`)

 

なんだろーなー、主人公の背景とかも、フワッとしか書いてないのに

なんでかスッと入って爪痕を残す。

(大事なとこ忘れてたけどww)

 

で、今回初めて、梶井基次郎の顔を見ました。

 

えー、全然、丸善に檸檬置いて立ち去る風のルックスじゃないwww

 

しかもさ!!!

コレ書かれたの、1924年で!!!!

ほぼ100年前!!!!!

 

しかもしかもさ?!?!

この人、割とゴツい風貌の割に

肺の病気で、31歳で死んでんの!!!!

 

1901年生まれの人だから

1932年には死んでんのよ?!

 

第二次大戦はおろか

広島に原爆落ちたことも知らないの!!!

 

そ、そ、そんな人の

言わば平安時代くらいのジェネレーションギャップがある人の書く文章が

よく令和の俺にスッと入ってくるな!!!!

すげぇ才能だ・・・・

 

100年前の23歳が考えることが

なんで自分が受け入れられるか全然分からん。

 

だって戦後の日本知らんのやで?!

なんなら戦闘機も知らんのちゃう?

もちろん三種の神器も知らん!!

 

万博も東京オリンピックもその後の東京オリンピックも三島由紀夫割腹もあさま山荘も

そもそも三島由紀夫すら知らんかった気がする。

マジか、そんな人の文章読んでんのか俺。

 

肺の病気怖い(;´Д`)(;´Д`) 令和でよかった(;´Д`)(;´Д`) たぶん俺、コロナ推定3回かかってるからwww

 

「レモン1個買って持って歩く」

という風流な動作は

 

俺はたぶん、この作品より先に、こっちで知った。

 

 

斉藤由貴で映画化してんだが、原作読んで欲しいな!!

作者の氷室さんも亡くなってしもたが、コバルト文庫を牽引してきたお方です。

 

女子高生が主人公の話なんですが

3人グループのうちの1人が、自分にショックな出来事が起こったら、毎回自分の葬式を開催して、それにあとの2人を招待する面倒なヤツなんですねw

 

で、葬式を繰り返して飽きてきた他の2人は

「どんなファッションで行こう」と、そっちがメインになり

1人は彼岸花を1輪、1人はレモンを1個

ブラックフォーマルにたずさえて、葬式会場(友人の部屋ww)に向かう。

 

で、レモンの彼女が彼岸花の彼女を見て

「くっっ・・・!!! 負けた・・・!!!」

と歯がみするシーンがありましてwwww

どんな高校生やwwww

(それを読んでた当時の俺は中学生だったがwww)

 

たぶん、梶井基次郎のオマージュだと思うのですが

時を超えて今、やっと読んだだよ檸檬!!!

そしたらすぐ読み終わっちゃったよwwww

 

他の作品も檸檬と同じように刺さるのかどうか

短編集なので、ぼちぼち読み進めて行きたいです。

 

「変にくすぐったい気持が街の上の私を微笑ませた。丸善の棚へ黄金色に輝く恐ろしい爆弾を仕掛て来た奇怪な悪漢が私で、もう十分後にはあの丸善が美術の棚を中心として大爆発をするのだったらどんなに面白いだろう」

 

無差別殺人とかしたくなる前に読むと、ちょっとクールダウンに良いかもしれません(何が)。

 

100年前の23歳とこんな風に交流持てるんだから

やっぱ本は面白いなぁ。

 

・・・とまとめたつもりになってたら

父の日にレモンの木を送ってたの忘れてて、今しがた父からお礼ラインがww

 

そういえば今食ってる塩分チャージもレモン味だ!!! こわ!!!(;´Д`)(;´Д`)