お舞台振り返り~真理恵・藤田美香さん(フェミニンな殺し屋) | 闇を愛するアラフィフニート主婦の日常

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旦那と2010年生まれの息子と暮らしてます。
2013年にパート勤めを辞めて以来
「さして働かず、さして家事せず、さして子育てせず」をモットーに
不謹慎でネガティブな日々を送っています。

お舞台振り返りシリーズ

今回は、ダブルキャスト主役のお一人・真理恵役の藤田美香さんです。

 

お舞台は1~7場まであって

いよいよ、全部の場面に出ずっぱりだった、メインキャストさんにまで手を付け始めることができた(;´Д`)

 

藤田美香さんを、わしは

このお舞台期間中、何て呼んでたんだろう。

 

藤田さん、とも呼んでたし

美香さん、とも呼んでた。

 

どっちで呼んでも、大層彼女の雰囲気としっくり来る。

 

藤の花みたいに、淡いラベンダー色がとっても似合いそう。

美しい香り、というお名前の字も、花を思わせる。

要するにフェミニン。それに尽きる。

 

何となく、一番藤田さんぽいなぁって選んだのが、この写真。

 

 

うつむき加減の微笑☆彡

 

こちらは楽屋にて、ダブルキャストのもう一人と。

 

 

やっぱりフェミニン。

 

本番お衣装は、白黒テレコのやつでした。

 

 

持ってる小道具が、何らかスイーツに見える気がする、フェミニンw

 

集合写真でも・・・

 

 

安定のフェミニン。

 

私服姿も・・・

 

 

もうええって?w

横で巨大なウンコ座りしてるの俺です(;´Д`)(;´Д`)

蹴ってもコケなさそうなどっしり感何(;´Д`)(;´Д`)

 

こんだけフェミニンなのに、俺がキャッチコピーに「殺し屋」とつけてるのは

決して、彼女が演じた真理恵が、殺し屋なわけではありませんw

 

俺の勝手な願望なんです。

「殺し屋演じてる藤田さん、見たいなぁ」っていうw

 

いや、藤田さんはね

先述の通り、フェミニンまみれだし

とても気遣いの人だし

どっちかっつーと、キャッチセールスとかに押し切られると

同情してつい財布を開いてしまいそうなイメージもあるんだが

 

そんな藤田さんが

人前で演技するっていうことを、ライフワークとしてるわけなので

何かこう、芯の強さとか、我の強さとか、譲れない自分とか、冷静で冷徹な部分とか

フェミニンな分だけ、割とたくさん隠れてるんじゃないかなぁ、って勝手に妄想してて

 

一見たおやかな彼女が

シリアルキラーとか演じてんの、見てみたいwww

めっちゃギャップ萌えしそうww

 

とか失礼なことをぶっこきながら

藤田さんは、真理恵の脚本を読んで

演じることを切望してくださり

 

彼女で真理恵をやりたいね、っていうのが高まって

一番最初に予定してたスケジュールより、公演をずらした

ていうバックグラウンドがあります。

 

そして、そんな藤田さんが真理恵をやってくれて

俺もとても良かったなぁと思ってます。

 

藤田さんの真理恵は

のちのち紹介する、もう一人の主役・立石さん演じるマリエと

いわば同一人物ではあるのですが

まぁ設定上では、藤田さんの方が年上ってことになってるんですね。

 

お話は、真理恵とマリエの会話で進んで行く。

 

俺は、初期の方のお稽古を見せてもらったあと

「何かご意見ありますか?」と演出の方に聞かれて

その段階ではまだまだ言うべきでもないようなことを

ベラベラリクエストしてしまったんですけど^^;

 

その後、お稽古を見れない期間も含めて

最終、お二人のやり取りを見させていただいたらば

なんかこう、とってもできあがってて、びっくりしたんです。

 

見させてもらってた、初期のヤツが悪かったってわけではなく

なんつーの、真理恵とマリエが、とても仲良しになってる感。

 

で、その仲良しに導いてる要因が

藤田さん真理恵の持ってる、包容力のようなものじゃないかと。

 

藤田さんは低めの優しい声をしている。

これは、俺が初期にぽわんと妄想してた真理恵よりも

だいぶしっかりめな印象ではあった。

 

でも、立石さんマリエの持ってる、気の強さとかブレる感じとかを

ええ案配でリードしていこうと思うと

藤田さん真理恵くらいの、しっかりとした強さがあって、ちょうど良かったような気がする。

 

なんせ、ほぼ二人の会話だけで繰り広げられる内容なので

全体の流れとか盛り上げ方とか、お二人の距離の縮め方とかを

一体どんなさじ加減で、演出の方が担ってくれたかは、定かではない。

 

定かではないのだが、最終、真理恵とマリエは

ストーリー上の話の流れ的なものだけではなく、とても仲良くなれてたのだ。役柄同士が。

それは俺の想像を、良い意味で裏切ってたと思う。

 

年齢の違う同一人物、ってことで

どこまで相手に寄せて、どこまで違わせるか、っていう色分けは

考えてみたらすごく難しいよねwww 書いたら書きっぱなしでメンゴメンゴwww

 

たぶん、全体のセリフの量としては

藤田さんの方が、立石さんより少ないと思うのだが

キモとなるセリフは、藤田さんの方が多めな気がする。

 

チラシに書いてあった

「生き様は選べても、死に様は選べない」

を言うのも藤田さんだ。

ズドンと重みがありながら、でもしつこくない。

 

自分同士だから、真理恵もマリエも、お互いに容赦ないっちゃないのだ。

でも藤田さんは、ピシャリと言うことは言って、今言うべきでない時はスッと引く。

姉のように、親のように、ご先祖のように

つかず離れずマリエを見ている真理恵。

 

(リアルでは、藤田さんが立石さんを「ねぇさん」と呼んでる間柄なのだがwww)

 

真理恵には、包容力と温かさが、こんなにあったんだね!!!

 

ていう、書いた本人も良く分かってない色んな面に

藤田さんが気付かせてくれた気がする。

 

藤田さんの言う

「あなたって、頑張ってばっかりねぇ」

ていうセリフが、俺は一番好きなんだけど

 

「またね」

「ありがとう」

「楽しみにしてる」

 

そういう他愛もない挨拶が、実は何気に一番グッと来る。

言葉に温度がある。心が乗ってる。あったかい味噌汁でも香って来そうである。

 

立石さんのマリエの方は

葛藤や悩みやぶち当たる壁なんかがあって、感情を入れやすいセリフも多かったけど

 

藤田さんの方は、終始一定の立ち位置なので

もしかしたら、メリハリを付けるのが、結構大変だったんだろうか・・・

って今頃気付いてしまったwww

 

まだまだ書き足りないことがたくさんありそうなんだけど

取りあえず

 

シリアルキラーを演じてる藤田さんに会えるのを、楽しみにしてる!

(↑真理恵風にwww)