舞台の通し稽古見に行ったよ! | 闇を愛するアラフィフニート主婦の日常

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旦那と2010年生まれの息子と暮らしてます。
2013年にパート勤めを辞めて以来
「さして働かず、さして家事せず、さして子育てせず」をモットーに
不謹慎でネガティブな日々を送っています。

 

 

何コレめっちゃ若いやんマイケル!!!

 

昨日は舞台の通し稽古を見学に行きました。

 

 

そろそろ見飽きた感のあるコレw

今週末でフィナーレですので、もうしばしお付き合いくださいませ・・・。

 

場所は新大阪で

我が家からは淀川を超えてちょっとなので

初めてチャリで出向いてみました。

 

高架で、行くべき歩道を間違えて

途中、完全に車と並走(;´Д`)

「わたしはバイク、わたしはバイク」と唱えながら、自分を奮わせたw

 

今回は、本番前に全員が集まる二度目の日で

音響さんから照明さんから勢揃い。

ただの会議室が、それっぽい舞台にセッティングされていくのを

ただただほえーと眺めてました。

 

いやー、通し稽古いいよね!!!(;´Д`)

 

これまでお稽古は、2回ほど見させていただいてるのですが

少し間が空いたのもあったため

「めっちゃまとまってるー!」てのが顕著でした。素人目には。

 

役者さん同士の掛け合いとかも、なんつーか、役同士がすごく仲良くなってる感じで

間合いとか目線とかなんか色々!

 

リーディング劇なので、基本手元に脚本を持ち、静止したまま行われる場面がほとんどなのですが

全然そうとは思えない見応えです。

 

いやしかし、役者さんホンマすごい。

セリフをほとんど噛まないのはもちろんのこと

緩急の付け方も独りよがりじゃないし(これは演出さんの手管もあってのこと)

咳き込んだりとかくしゃみとかも、1回もないし!

何より、座り姿も美しい。台本持ってる手の角度まで美しい。

 

しかもそれを90分ノンストップよ?!

俺なら途中で台本落としたり、足組んだり、なんかもっとお行儀悪くなる(;´Д`)

 

で、小さいハコなので、役者さんの息遣いまで、間近で感じられると思います。

ギターさんのピッキングの音まで聞こえると思います。

 

お客さんと距離がおもくそ近いからこその緊張感

でもその緊張感に飲まれず、色んな声色を使い分けて、色んな音色を乗せて、あらゆる方法で場を異空間に誘う出演者さんたち

 

えーと、俺、見て喜んでるだけで、いいんだよね?ww

 

恐縮なんですが、自分で書いておいて、細かい内容全部ちゃんと覚えてるわけじゃないんですwww

ただでさえアルツなので、稽古だろうが何だろうが、毎回まっさらな気持ちで見てますw

そして普通に泣けたりしますww

(昨日も何カ所か目が潤んだ)

 

だから俺、毎回

見学行っても、オヤツ配ってるだけのおばちゃんかもしれないww

 

そうそう、昨日は

演出家さんが主催してる劇団で、脚本を書いてる方が

当日行けないからと、足を運んでくれはって!!!

 

彼の舞台をわしは、去年の夏に観ているので

初対面から態度が気安い気安いww

 

それに、嬉しかったんですよ。

だって、よくよく考えたら

俺の知り合いにそういえば、物書きの人って、あんまり居ないw

 

本出してる人は居るけど、フィクションじゃないし(←母)

作詞家は居るけど、若干ジャンル違うし(←義理妹)

 

身内ばっかしか!!!www

 

なので、その脚本書きの彼に

 

あのあのあのあの、書く時って、何を一体どうやってどんな風に書いてるんですか?

 

って聞いてみて

そんな質問をできる相手が居る事実に、まずすんごく嬉しくなり♡

 

そしたら、そのお方は

普段、役者さんに、演技とかを教えてはる人で

そのレッスンの一環として、脚本が必要になってきたら書く、みたいな感じらしく

だから、役者さんからイメージしたり、人数の兼ね合いなんかを考慮したり

そういう前提で書いてはるらしく

さらには、脚本書きというよりは、ご自身もアクターらしく

 

お、お、お、そうでしたかーーー!!!!

色んな人居るなーーー!!!!!

 

つーか、本職じゃない、みたいな感じで言うてはる割に

ちゃんと書けるのすげぇ・・・

てか、こんな会話が誰かとできるの、嬉しすぎてすげぇ・・・

 

なんつーかね、バンドやってても、ドラマーはドラマーと出会えない、みたいな感じなんですよw

ギターやボーカルなんて、いくらでも居るけど

それと同じで、役者さんも絶対数は多いのかもしれんけど

 

書く人って、意外と母数が少ないのかしら?

でも、ドラマーも、絶対数が少ないとしても

だからって、俺みたいなドラマーがプロになれるわけでもなくw

そもそもなる気もなくw

 

そんな感じで、全体的にガッツリまとまってきた稽古と、新しい出会いで

とても有意義なひとときでした。

 

最後の最後まで、皆、微調整をしてはる。

細かいところを打ち合わせて、確かめて、あれこれあれこれ。

 

ステージと言えば音楽しかやってない俺の

全然知らない、畑違いな空間。

 

でも、「皆でいいものを作ろう」として

それぞれが真摯に、やるべきことをやってる空気感は

音楽でも演劇でも、きっと同じなんだろうな。

 

で、俺のやるべきことは

あの殴り書き脚本を渡した時点で、ほとんど終わってるので

ひとりタイムラグを感じつつ

 

でもそのタイムラグがあるからこそ

毎回有頂天に、完成だけを楽しみにできて

 

アレだな、ドラマーより変な立ち位置だなw

ドラマーも、バンドの中では異質な存在ではあるからのう。

 

何はともあれ、泣いても笑っても

この土日に迫りました。

当日は、お客さんも含めた皆で、たくさんのものを分かち合いましょう。

 

そしてこの現場ルポは、たぶん直前まで続くことと思われwwww