<制動性と能率+> | えるなのブログ

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今度は、今書いてるAMPの説明文から。

 

最近良く言われるようになった「DF」というパラメタがあるが、ダンピングとは言葉上、PID制御の上での減衰の意味は濃いと思う。
「制動」は回路上は減速だけでなく加速も意味するが、加減速による位置制御性の追従性の強さみたいな。
制限(ブレーキ)するというより制御(コントロール)の「制動」である。減速はマイナスの加速とも言える。

そして、DFは電子回路部分の特性のみだ。
能率は、HP側の振動板の質量やバネが強いとか、磁気回路のターン数とか、磁束漏れとかでイロイロ変わると思う。
機械的構造が加わってくるとこである。
つまり、HPからのリターンが弱ければ、DFだけが高くても…と言う気がしてならない。
なので、一概に、振動板自体の制動性はDFだけではなんとも言えない部分もありそうだ。
(そこのところ、平面磁界HPはどうなってるのか疑問なところもある。)
特に、振動板の運動量とアンプ駆動の磁気的なリンクの強さがどれほどなのかはモノによるし、、
インパルス応答で振動板の動きを計測しないとなんとも。。
真の制動性は、DFというより、振動の慣性や、外乱にどれほど強いか?で見ないとダメなのかもしれない。
制動性だけでなく、受け側のZのF特の影響も示すが、、

だから、DFとかいうより、AMPの出力Zは十分に低いか?ケーブルはしっかりしてるか?もっと詳しく見る必要があると思う。

まあ、AMPの内部抵抗が低ければ、結果は似かよう気がするが、
高い場合、それぞれイロイロな性質も存在しそうだ 。
 

HP側にインパルス入れて、その振動位置の変化や、電気的リターンを実測したら何か得られるかも?

 

一応、電気⇒動作と動作⇒電気なリターンは可逆な気も?

 

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追記>

まあ、SPの特に低音用と違い、HPは自己のダンピングが良いとも聞くし、安易にDF高けりゃ聞こえも良いかというと疑問ですね。昔は、AMPの内部Zが低いと言うことで、一指標としてましたが、

最近はDFという言葉で安易に使われている気もします。

 

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要はテーマの問題で、DFと言う用語は、

アンプとヘッドホンやスピーカーの繋がりの指標とはなっていない(不十分)という感じです。意味が無いとは思わないけど。。

 

特にメカニカルな楽器的部分の要素はチューニングされているもので、調整に使ったAMPが良いとは思うが、それほど突き詰めて作られてるとも思わない。

 

というのも、アンプを比べてみて、単なる電圧増幅ができれば良いけど、人間が満足するのは中々難しい気がしてきている。

だけど、不思議ではオカルトなのでそれでは済まないような問題の課題ではある。

 

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