安価なデジタルAMPは
https://ameblo.jp/eruna-captor/entry-11957299746.html
な計測にて、
1MHz越える駆動がなされ、カットオフが60~80KHzとハイレゾにも使えることが判ったが、
また、AMPの機能は『電圧増幅器』である。
だから動作して欲しいところは単純な目的です。
ですが、SP/ヘッドフォンやMicに次いで音が変わりやすい傾向を持ちます。
その理由は、負荷が複雑な現象を持ってるからです。
LおよびC成分に加え、コイルが動くことによるフライバック的なモノまであります。
で、このデジタルAMP
聴き比べてみると結構音が違います。
それは、低音のようで、低音再生がニガテともあります。
確かに、中華のTA2020系などは、華やかというか、軽い。その傾向が聴いて判ります。
雑誌付属のラックスマンのAMPや、YAMAHAのチップはアナログライクだとか、
WalkmanのデジタルAMPもコレに対処する機能があります。「DCフェーズリニアライザー」
各メーカーアナログに近い音という言い方で触れ込んでますが、
正確な電圧増幅を行う上で必要な要素が足りないというのが本当のところでしょう。
デジタルAMPは、PWMやパルスの密度(PDM)で駆動し、それをLPFで平滑化して出してるモノですね。
音質にかなり定評があると言うことは、
負荷の変化による再現性や内部インピーダンスの低さによる制動性(ダンピングファクター)は良いのかも知れないですが、低音はダメなのは何故なのでしょうね。
追記>
Walkmanの「DCフェーズリニアライザー」はONにするとアナログAMPに近づく設定なのですが、それはACアンプに近づけるだけの操作だそうです。
つまり、低音を弱めるはずです。
聴いてみたところ、あまり判別しづらい感じも、
バスドラが50Hz程度と思われるので、40Hzから動き始める位相なんて差が出ないのかも。曲を選びます。
なので、これは別パラメタですね。
となると、TA2020系特有のアルゴリズムが抱える特性かも、と思いました。
YAMAHAのとかは持ってはいないので、チェックしてみたいかも。
昔計ったのは、縦軸が細かくないので、もうちょっと縦軸方向に拡張したグラフが欲しいかも。
低周波は、I/Fのカットオフや、FFTの分解能が低いので、どう測れるかな?
ただ
そんなに低周波領域という感じでもないと予測している。
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とりあえず、S.M.S.LのTA2020なヤツでチェック
エンド部分は、ADCの方の特性が出てる。8ΩSPを負荷にしてます。
縦軸20dBですので、まあ、かなり平坦ですね。
これで音に差が出るのは、単一スペクトルではなく、イロイロ混ざった音に対しては別反応なのかも知れない。
となると、インパルスや、ホワイトノイズなどでチェックしなくては出ないのかな。
AMPの基本性能
ゲイン、位相、歪み、ノイズ、インピーダンスのF特が優れていることはあるのだろうから、音質が良いと評価されてるのだろうけど。
なにせ、PWMとPDMの合わせ技だったら…、
まとめ記事↓