夏土用と食養生 2018.7.20 | emaの気ままにブログ

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心がふんわりほんわか穏やかに一日を送れたら…
さて、何をしてすごしましょうか

西日本豪雨で被害を受けた地域の皆様にお見舞いを申し上げます。
一日も早く穏やかな日常の生活が出来ますようにお祈りいたします。
 
日本列島は広く高気圧に覆われて最高気温が上昇し、岐阜県で最高気温が40.7℃を記録しました。連日の高温注意情報、熱中症で搬送される人の多さに怖くなります。この暑い最中に開催される2年後の東京オリンピックを想像するだけで恐怖感でいっぱいになります。
 
 
今日は「夏土用」の入りであり、「土用丑の日」です。
土用は立秋の前の18日間を指します。一年中で最も暑い時期と言われています。
土用は春夏秋冬、年に4回ありますが、特に私たちの生活に身近なものとして「夏土用」が知られています。 
そして、昔から「土用波」と呼んで突然に押し寄せる高い波に気をつけるように言い伝えられてきました。
海へお出かけの際には、台風の情報などを充分にチェックしておくことをお勧めします。 
 
丑の日に鰻を食べるというのは有名ですが、「土用の食養生」として様々なものがあるようです。「土用しじみ」「土用餅」「土用卵」、「う」のつく「土用瓜」「うどん」「馬肉」「牛」「梅干し」などなど
皆様はどんなものをお召し上がりになるのでしょう。 
 
 

茗荷の酢漬け

郷里の庭で採れた茗荷を漬けたもの

香りも味もまろやかになり、お粥や炊き立てのご飯に

暑い日は刻んでお茶づけに

※昨年の記事「郷里にて」もご覧くださいませ。

 

 

砂丘で収穫された寝付きのらっきょう

調味液に前回の液を注ぎ足していく

黒酢のようにコクが生まれる

 

 

 

 

 

信州のあんず

生食用のものをつかってジャムをつくる

糖度は50%

酸味と香りが夏の景色を呼び起こす

 

夏の暑い盛りを乗り切る知恵

先人たちの知恵から大事な食養生を学ぶ

「甘酒」は夏の季語

食物繊維豊富な甘酒は内臓への負担も少なくゆっくりと消化吸収されていく

米麹の甘酒なら子どもたちが飲んでも大丈夫

私は酒粕でつくる甘酒を加熱してから冷やしていただくのが好き

 

猛暑酷暑を乗り切る食養生を

ビタミン類もしっかり補給して休養も大事

どうか元気でお過ごしください。

 

「夏土用と食養生2017」もご覧いただければ幸いです。