「諦める」
 
 
人には”向き・不向き”って
ありますよね。
 
 
できる人を見て
「できない自分ではダメだ」と
がんばって努力して
できるようになることも
もちろん大事だと思うのですが
 
向いてるものと
向いていないものって
誰でもあると思うのです。
 
 
だから、
ある程度がんばってみても
どうしてもできないことは
 
あ〜、できないわ〜
無理だわ〜
 
 
 
 
って諦めることも
必要なのかもしれません。
 
 
心理カウンセラーeruka(えるか)です♪
 
 
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『諦める』って
負けることになるとか
根性がないと思われるとか
いいイメージではないので
 
できない自分は恥ずかしい 
諦めるなんてとんでもない
がんばればできるようになるんだから!
 
と必要以上に自分をおいたて
苦しくさせてしまうことも
ありますよね。
 
 
 
そうなってしまうのって
小さな頃から
親や学校の先生などに
 
「諦めちゃダメ」
「がんばってできるようになろうね」
「努力が足りないからだよ」
 
と、諦めないでがんばることが
素晴らしいことで
みんながそうしていると
すり込まれてきたことや
 
 
自分や誰かが
諦めないでがんばった結果
 
できるようになったり
周りから評価された
経験をしたことで
 
大人になったいまも
律儀にそれを守ろうとするのです。
 
 
 
できないことはダメなことで
できない自分はダメで
 
周りからの評価も下がり
価値のない人だと思われそうで
 
「できない」や
「足りない」を
がんばって埋めようとするのだけど
どうしてもできない。
 
 
カラダや心が悲鳴をあげても
自分では気づかず
なおがんばり続け
 
「できない」ということ自体を
言えない状態が長くなると
 
限界をむかえて
強制的に
「なにもできない状態」
なってしまうのです。
 
 
 
一番の問題は、
 
できないことではなくて

 
できないことを
隠してしまうこと。
 
 
 
 
できないと
言えなくなってしまうこと。
 
 
できない自分は恥ずかしい
できない自分では役に立てない
できない自分には価値がない
 
と思っていることで
「できない自分」を隠し
 
「できない」と
自らが言えなくしてしまっているのです。
 
 
 
じゃあ
どうしたらいいかというと
 
できない自分を隠さない
 
ってことになります。
 
 
 
いやいや、それが一番怖いじゃん…。
 
恥ずかしい思いをするし
自分の評価を下げるし
ダメな人扱いされる…。
 
 
そうなるのが怖いから
できないなんて言えない!!
 
 
 
 
ごもっともですよね。
 
私もずっとそう思ってきたので
気持ちはよくわかります。
 
 
でも、
あえてそれをやってみると
ガラッと変わるんですよ。
 
 
 
たとえば、
私は夜型の人間なので
朝はやく起きることが苦手です。
 
昔はそれで何度も遅刻したし
恥ずかしい思いもしました。
 
 
何とか自分の生活を変えようと
生活リズムを変えるために
まる1日起きていて
その日は早めに寝てみたり
 
たっぷり運動して
カラダを疲れさせてみたり
 
早く寝るために
できることをやってみたのですが
 
私の場合はうまくいきませんでした。
 
 
 
どうしても
朝はやくに用事がある場合には
あえて「寝ない」で行くこともあったり
 
子供のお弁当が必要なときには
後から届けることも。
 
 
 
 
子供が大きくなってきたら
お弁当作れないからと
途中で何か買うように
お金を持たせたこともあります。
 
 
夏休みに毎日登校するような
部活に入りたいと言われたときには
 
「お弁当は作れない
だから自分で作るならいいよ」
 
という条件を出して
部活を許可しました。
 
 
 
部活の説明会で自己紹介したとき
その話をしたら
周りのお母さんがたは
ちょっと引いていましたが
 
顧問の先生からは
中学では自ら進んでやること
特にその部活はそういう方針なので
お弁当についても
ぜひみなさんも見習ってほしいと
絶賛していただきました。
 
 
ちょっと救われた思いがしたのを
覚えています。

 
 
朝起きれなくて
お弁当を作れない話をしたら
 
ママ友からは
「お弁当くらい作ってあげなよ」
「◯◯ちゃん(子供)がかわいそうだよ」
 
まぁ、いろんなこと言われたし
 
仕方ないじゃんと思いつつも
「普通のお母さんのようにできない」
自分で自分を責めてもいました。
 
 
 
やる気がない
根性がない
生活が不規則だから
動かないのがダメなんだ
親としての自覚がない
散々言われてきたけれど
 
 
がんばっててもできないことも
できないとわかっていながらも
ひたすらがんばることも
してきたけれど
 
 
あ〜、もう無理だ
 
と諦めると
変わり始めたのです。
 
 
 
 
こういう母だと
夫も子供も当たり前にしてくれたし
 
夜眠れない自分を責めてたけれど
知人にすすめもあり
病院で眠剤を処方してもらい
 
お薬のチカラではあるけれど眠れて
朝はやくても遅刻しなくなりました。
 
 
 
どうしても朝が不安なときは
友人がモーニングコールで
起こしてくれたり
 
朝が苦手な私に
予定を合わせてくれたりもしました。
 
 
 
そんなんじゃダメだ!
って人に言われたり
ダメな人だと思われてる気がして
なんとか隠し
ごまかし続けて
 
自分も責めながら
がんばり続けてきたことは
 
隠さなくなったら
周りから
そのままの自分を受け入れられたり
助けてもらえたりしたのです。
 
 
 
他にも
できないことは
いっぱいあるのですが、
 
たとえば
東京出身なのに都会に疎くて
Googleマップに翻弄されてる話をすれば
 
「目的地まで一緒に行くよ」
と言ってくれたり
 
 
美味しいランチは食べたいけど
お店を探すのが苦手だったら
誰かがササッと検索して
提案してくれたり
 
 
一緒に旅にいくときには
新幹線の予約も
宿の予約もしてくれて
「ここに来てくれたらいいよ」と
何から何までやってくれる。
 
 
たこ焼きクルクルするのが
上手じゃなければ
クルクルするのが上手い人が
「やるよ〜」
ってやってくれる。
 
 
 
 
自分ができないことや
向いてないことは
 
それが得意な人や
何の苦も無くできる人が
助けてくれるんですよね。
 
 
 
「できない」を隠さないことで
自分ががんばりすぎることが無くなり
 
助けてくれることに
感謝もできるようになったし
 
自分が簡単にできることは
惜しみなくやってあげられるようにもなり
 
「できない」という人にも
「もっとがんばれ!」なんて言わず
 
「そうだよね〜
できないこともあるよね〜」
 
広い心で
受け止められるようにもなりました。
 
 
 
私もそうだけど
周りの人も
 
簡単にできることもあるし
あの人のようにできないこともあります。
 
 
がんばることが「正義」だと
がんばれない自分を責めて
 
がんばれない自分が
誰かに責められているようにも感じて
 
苦しみの中でもがいてしまう。
 
 
 
だから、
 
「できない」を隠さず
言えない状態にもせず
 
できない自分を認めて
諦めて
 
怖くても、恥ずかしくても
「私、できないんです」
 
と誰かに打ち明けたり
頼ったり
お願いしてみたとき
 
快く助けてくれる人も
「しょうがないな〜」って言いながら
受け入れてくれる人も
必ずどこかにいて
 
「できなくても大丈夫だった」
に気づけたりするんです。
 
 
 
 
すべての人が
受け入れてくれるわけではないけれど
 
すべての人が
受け入れてくれないわけでもない。
 
1人目・2人目・3人目…と
できないことを受け入れてもらえなくても
 
4人目には受け入れてもらえるかもしれない。
 
 
 
あえて受け入れてくれなそうな人に
言う必要はないので
 
自分が「できない」と言っても
大丈夫そうな人を探して
言ってみるといいかもしれませんね。
 
 
 
「朝起きれないのなんて
私だけかもしれない」
と思っていても
 
言ってみたら
「私もそうだよ〜!」
なんて同じ人もいるかもしれないし
 
自分で試してきた方法以外に
有効な方法を教えてくれるかもしれない。
 
 
 
でもそれって
「できない」を隠していると
いつまでもわからないことなんですよね。
 
 
諦めて
恥ずかしさや怖さから
一歩勇気をだして
 
はじめて見えてくる世界があります。
 
 
 
もし、
がんばり続けてることがあったら
 
あ〜、無理だわ〜
 
って諦めて
 
「できない自分」を隠さず
「できないんです〜」
 
って言ってみましょう!
 
 
自分が思っているほど
人は「できない」に寛容だったりしますよ♪
 
 
 
 
 
「毎日ブログ書くことができないんです〜」
「文章を短く書くことができないんです〜」
 
 
これは、
カウンセラーとしては死活問題か?笑
 
 

 

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いつもお読みいただき
ありがとうございますキラキラ
 
今日も、素敵なあなたに
たくさんの笑顔があふれますようにクローバー
 
eruka
 
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