#映像化に成功したと思う作品/前回の続編&昭和漫画篇☆ | 書物と音盤 批評耽奇漫録

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映像化に成功したと思う作品

 

 前回

https://ameblo.jp/erroy3911/entry-12771406136.html


の続きです。


石井輝男監督じゃなかったらここまで出来なかったであろう、つげ義春の原作漫画「ねじ式」の独特に素晴らしき映像化、



永井豪原作としては珍しく実写化に成功した、こちらも井口昇監督のVシネマ「おいら女蛮」、




●先日最終回で終了した、毎回、ゲーム業界や職場の問題意識をきちんと絞り込んだすっきりした脚本が秀逸なドラマになっていた「チェイサーゲーム」、


これはアニメだけど、そもそもそれほど期待されていない低いハードルだったとは言え、そこを三池崇史監督が三池らしく徹底的に馬鹿馬鹿しくやったことで、意外なくらいちゃんとした実写化になった映画「ヤッターマン」、



意外なくらい諸星大二郎テイストをしっかり出した「妖怪ハンター」の映画化「奇談」、とかね☆




思えば昭和の昔にも映像化には成功例が割とあって、


原作漫画を石原プロらしいハードアクション、渡哲也のバイオレンス・ダーティ刑事役という最高の布陣で映画化した「ゴキブリ刑事」「ザ・ゴキブリ」、





伊吹吾郎の無用ノ介役があまりにも決まっていた上に、毎週の豪華ゲストとの絡みも秀逸だったTV「無用ノ介」、




原作漫画をまるで残酷スプラッタマカロニウェスタンのような、海外にも通じる迫力のケレン味ある大活劇に仕上げた、若山富三郎主演の東宝版「子連れ狼」シリーズ、



原作漫画を完全な暗黒ノワール映画に仕立てた和田嘉訓監督、唐十郎主演の「銭ゲバ」、



不思議な新東宝流シュール喜劇映画へと成し得た曲谷守平監督の「風流滑稽譚 仙人部落」、


市川崑がシニカルな社会風刺ブラック喜劇映画の秀作に結実させた、主役の伊藤雄之助がいい味の「プーサン」、



江利チエミがサザエさん役にピッタリで、マスオ=小泉博との結婚までを描いた、ミュージカル的要素も一部にある、ほんわかした幸福な喜劇映画「サザエさんの結婚」、



鈴木則文的出鱈目が最大限に光り輝いた映画「ドカベン」と「コータローまかりとおる!」 、


ラブコメ漫画を、TVの方は独特なポップ感のギャグドラマに仕立て、映画の方は相米慎二監督が実に映画的な青春映画の秀作にした「翔んだカップル」、



その他まだまだあると思うけど、今思い出しただけでもこれだけあります☆

 

 

 

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