子供を産まない条件で結婚したのが

31歳のとき。



どんどん周りの友達はみんなママになって

グループLINEには子育ての話題が飛び交う。

私は仕事で行き詰まっていた。

もう36歳になった。




もし、子供がいたらどんな感じなんだろう。



初めての感覚になって、

夫に相談を持ちかけたときの話が

前回までの記事✍️

夫の告白から、

これ以上その話題を話すことはなかった。


ただ、1つ人生において重大なことが決定した。



本当に本当に本当に、

私は子供を産まない人生を歩むのだ。




---数日後。

とある飲みの席。


「えりさん、子供はどうするんですか?」

と、婚活中の女子に質問された。


子供を産まない条件で結婚したこと、

夫のAGAの薬の件で完全に可能性ゼロになったこと

を話した。



すると、

「私は産むべきだと思います!」

と、婚活女子は少し怒り気味になった。

そして、こう続ける・・・






「男性は何歳でも子供作れるから呑気なんですよ。えりさんもうアラフォーじゃないですか。今が最後のチャンスですよ。旦那さんのハゲ薬なんかのせいで後悔してほしくないですよ。薬は子供産んでからでいいじゃないですか。きっと子供は産んだら可愛いですよ。産んだ人はみんなそう言ってますよ。だから絶対産んだほうがいいです。しかも旦那さん5歳年下ですよね。ことの重大さが分かってないですよ。薬やめさせるべきですよ。子供、産むべきだと思います!私は産んでほしいです!!」



・・・彼女にお酒が入ってるのもあるけど。


周りの人たちが

「まぁまぁ、その辺にしときな・・・」

と止めに入るほど、

私の表情は曇っていたと思う。






でも、完全に私が悪かった。



家庭のデリケートな話題を


酒の席で話すのは、ちょっと間違えた。




仕事で気持ちが滅入ってたせいか、


芯のある意思を


ちゃんと説明する前に


たくさん突っ込まれてしまって、


何も言うスキがなかった。


話しても無駄だと思った。





いっそ、仕事辞めてぇ。


そういう弱い気持ちが


「別の世界に逃げちゃいたい。」


という現実逃避欲に変わってた。




YouTubeで見かけた幸せな親子のvlog、


幼馴染みの子育てトークに入れない無力さ、


最初に話した「母になった友達の美しさ」。



それらを材料に、

「私もママになるという選択肢は?」

という自分への投げかけがあった。



冷静になってみれば、

「自分と向き合うこと」が不足していた。



「自分はどうしたいのか?」

改めて出てきた答えが・・・






次回につづく。

また明日書きますね物申す